突如消えた犬を近隣住民がドローンで発見!13階の外壁から救出される

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 2026年4月25日、オーストラリアのシドニー北部にあるマンションの一室から、「エルビー」という名前のジャック・ラッセル・テリアが忽然と姿を消した。

 飼い主の必死の捜索にもかかわらず、エルビーの行方は杳として知れなかった。

だが迷子犬のチラシ効果により、2日後、居場所が明らかとなった。

 近隣住民がドローンを飛ばして、エルビーの姿をとらえたのだ。

 なんとエルビーは、マンションの窓の下の張り出し部分と、金属製の格子の間の隙間で、身動きがとれなくなっていたのである。

 通報を受けた消防隊の活躍で、エルビーは無事に救助され、飼い主のもとに帰ることができたそうだ。

突然家から姿を消した愛犬

 エルビーは2歳のジャック・ラッセル・テリアで、シドニーのハワード・アベニューにあるマンションの13階の住人、アレックス・ドブリンさんの愛犬である。

 当時、飼い主のアレックスさんはタイに滞在中で、18歳の息子のジェイクさんが、エルビーの世話を任されていたんだそうだ。

 この日、外出していたジェイクさんが戻ってみると、エルビーの姿が家から消えていた。ジェイクさんは友人とエルビーを探したが、その姿はどこにも見つからない。

 友人のジェームズ・トマックさんは、そのときの状況をこう語っている。

マンション全体を探し回って、隅から隅まであらゆる場所を探したけど、何も見つからなかったんです

 そこでジェイクさんはマンションの管理室に連絡し、防犯カメラを確認してもらった。

 だがエルビーの姿は写っておらず、建物の外に出ていった様子がないことがわかっただけだった。

 翌日になると、ジェイクさんは近所にエルビーの写真を印刷したチラシを貼って回り、SNSに情報を求める投稿をした。

最悪の事態を考え始めたんです。

もしかしたら彼女はバルコニーから落ちたのかもしれないって…

近隣住民がドローンで上空から捜索、発見!

 27日の午後、チラシを見た近隣住民のフェルナンド・ウェスティンさんは、ドローンを飛ばして捜索することを思いついた。

 早速マンションの周囲をドローンで確認したところ、なんとアレックスさん宅から約40m離れた隣家の窓と、金属の格子状の装飾材との隙間にある張り出し部分に、エルビーが挟まっているのが見つかった。

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 発見時の様子を、フェルナンドさんは次のように語っている。

ドローンを飛ばして、各部屋のバルコニーを確認していきました。それでこちら側に来てみたら、エルビーがここにいたんです

 この隣家にはマーティさんという住人が住んでいるのだが、週末の間、窓のブラインドを一度も開けなかったため、エルビーに気づかなかったのだという。

ブラインドを開けて外を見たら、かわいそうなエルビーがそこにいたんだよ

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消防救助隊のチームが救出に成功

 通報を受けて、地元の消防救助隊が出動したが、13階の外壁部分という危険な場所に近づく方法を、まずは考えなければならなかった。

 地上から不安そうに見守る数十人の観衆の前で、エルビーを安全に救助するという難題を任されたのは、消防士のジョエル・スピレーンさんだった。

 ジョエルさんは垂直式の救助用具を使って13階まで登り、エルビーにリードをつけ、万が一落下した場合に備えて、建物の縁に沿って防水シートを広げた。

(エルビーは)身動きが取れなくなっていて、助け出すのに少し時間がかかりました。張り出し部分の隙間に挟まっていたのですが、落ち着いていたので助かりました

 20分ほど奮闘した結果、エルビーはジョエルさんによって救助され、マーティさん宅の窓から安全な室内に保護された。

 固唾を飲んで見守っていた群衆は、その瞬間、大きな歓声を上げてエルビーの無事救出を祝った。

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 無事にエルビーを救出できた喜びを、ジョエルさんは次のように語っている。

エルビーを家の中に入れて、水をたくさん飲ませて、シャワーも浴びさせました。獣医のところへ連れて行きますが、明日には戻ってくるでしょう。



私たちは命を救うために全力を尽くします。だから今日それが実践できて、本当にうれしいです

 エルビーは、窓のすぐ内側で待ち構えていたジェイクさんと、無事に再会を果たすことができた。

本当に嬉しかったです。もう二度とエルビーに会えないかもしれないと思っていたから、すごく幸せでした

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これぞジャック・ラッセル・テリア!との声も

 このニュースを見た人たちからは、救出にあたった消防隊への賛辞と共に、「なんであんなところに?」といった疑問も寄せられていた。

  • いい話だね。こういう映像を見ると嬉しくなるよ
  • みんなが歓声を上げてるのも最高! 本当にすごい仕事だよ。簡単じゃなかったはず
  • 犬が行方不明になったら、窓の外も忘れず確認しなきゃ
  • ってことは、このかわいそうな犬、ずっと空腹と喉の渇きに耐えていたんだね…
  • どうやってあの隙間まで行ったのか説明してくれ
    • ジャックラッセルだからさ
  • いったいどうやってあそこに行ったんだ? それに2日も経ってるって、飼い主は届け出してなかったの?
    • なんで届け出してないって思うんだ?
    • ジャックラッセルだからな。あいつら騒ぎを起こすの大好きなんだよ
  • 典型的なジャックラッセルの行動だな!
  • ああ、ジャックラッセルってやつは…。ほんと愛すべきクソガキ犬だわ……
  • さすがジャックラッセルとしか言いようがない。あいつら何でもやるからな。常に何か面白いこと探してる
  • でもなんで見つけるのに2日もかかったんだ?
    • まさかあんなところにいるなんて誰も思わなかったんだよ。みんな2日間ずっと探してた。
      それでドローンを飛ばして調べたら、バルコニーの隙間を抜けて縁に出た可能性があるってわかって、そこで見つかったんだ
  • あの張り出し部分には柵がないんだよね。カーブしたガラスで、下に狭い小さな隙間があるだけ。あんなところを犬がくぐり抜けて、そのまま歩いていって、しかも窓の下みたいな場所でまた動けなくなるって、ちょっと信じがたい。でも何にせよ無事でよかった。運のいいワンコだ
  • こういうことのために税金使われるなら大歓迎だよ。よくやった
  • こういうのがオーストラリア人ってもんだよな。相手が2本足でも4本足でも助ける

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 タイにいる飼い主のアレックスさんも大喜びで、エルビーが救出された瞬間は、涙が止まらなかったようだ。

ハリウッド映画みたいな話ですが、本当に信じられませんよね?

 ドローンを飛ばしてくれたフェルナンドさんや、危険を顧みず救助活動にあたってくれたジョエルさん、そしてチラシを貼って必死に探し回ったジェイクさんたちの連携があってこその奇跡の救出劇だったと言えるだろう。

 マンションの13階と言えば、地上約40~45mくらいの高さと思われる。ひとつ間違ったら取り返しのつかないことになっていたかもしれない。

 2日間、飲まず食わずで過ごしていたエルビーは、病院で水分補給の点滴を受けた後、問題なしとの診断を受けて、今は自宅に帰っているそうだ。

 脱水症状と多少の身体のこわばりはあったものの、現在は順調に回復しているとのこと。

エルビーがどうやってあの隙間にたどり着いたかはわかっていないが、本当に見つかってよかったよね。

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