2020年に公開された前作『映画 ギヴン』はコロナ禍の中での上映だったため、本作での舞台挨拶は初めて。
続いて江口は「舞台挨拶に登壇すると、(映画館)ならではの特典があるんです」と切り出し、「控え室でちょっとの時間待っているんですけど、ポップコーンをいただけるんですよ!」というと全員が「美味しかった!!」と口を揃え、「この人たちのはしゃぎようがすごくて!」と登壇前の様子を語り、会場を沸かせていた。
今作で物語の中心となるキャラクター、鹿島 柊を演じた今井は「今回は柊と玄純にスポットが当たって、『syh』として歌唱もさせていただいたり、すごくあっという間でした」と振り返り「週替わりのストーリーもあるので、何回も通っていただければと思います」とコメント。最後に八木玄純役の坂は「TVアニメは『ギヴン』の4人がメインでしたが、僕ら2人にスポットライトが当たって、どんな感情が動いていたか、1人の人間としてのバックボーンがすごくちゃんとあるし、それを描いている作品になってると思う」とコメントし、「こうやって皆様の前で挨拶ができるのは、皆さんが愛してくださっているからこそ」と改めて観客を前に気持ちを語った。
2013年「シェリプラス」(新書館)での連載開始から、長きにわたり愛され続ける今作。改めてシリーズの魅力について、矢野は「キャラクターが身近に感じられること」とズバリ。「みんなかっこいいし、イケメンで楽器もできて、憧れの対象なのに、でも人間関係・恋愛関係は不器用。
1月も後半になり、世の中は受験シーズン。今作にちなんで将来の進路を決める際に葛藤や不安はあったかという質問に対し、今井は「なかったなぁ…」ときっぱり。坂も「不安とは違うかもしれませんが、僕も高校時代バンドをやっていて。
舞台挨拶が行われた1月28日は、1(い)、2(つ)、8(わ)、<逸話の日>と言われていることにちなんで、 「ギヴン」メンバーの“逸話”を語ってもらうと、坂が「さっき、雄馬さんがお茶をこぼそうとしてたところ」と天然エピソードをポロリ。内田は「自らこぼそうとはしてない!こぼしちゃうのよ!」とちゃめっ気たっぷりにコメント。ちなみに3回こぼしたという。
続いて本日の服装について「コーディネートガチャ失敗…」と一人白い衣装で登壇した中澤は、キャストの衣装を見渡して「黒にならないかな…」というと、内田は「大丈夫!(キャラクターカラーの)黄色(中澤)と緑(江口)もあるから!」というと、衣装にポイントとして入っているそれぞれのキーカラー(矢野・赤、内田・青)を見せつつ「俺たち…ギヴンです!!」と決めポーズをすると会場からは拍手が。そこでMCからの無茶振りで、「ギヴン」ポーズと「syh」ポーズを取ることに!一斉で披露したポーズに、会場は笑い声と大きな拍手に包まれた。
最後に今作の見どころについて江口は「僕は普段タバコを嗜んでいるのですが、秋彦を演じる時、3倍のニコチンを入れて、セリフにニコチンを感じさせたいというところでやっていますが、今回は4倍入れております!ちょっとの楽しみ方の一つにしてほしい」とコメント。先日、今作の主題歌を務めるセンチミリメンタルの温詞と『ギヴン展』に行ったという矢野は「『ギヴン』が連載から10年経って、真冬と立夏が出会った時を見ながら、グッとくるものがたくさんあって、ここまで紡いできた物語があるから、こうやって本作も繋がっていってるんだなと心から思いました」としみじみ。「今日はゆっくり楽しんで帰ってください。ありがとうございました」と深々と頭を下げ、舞台挨拶は温かい拍手と共に幕を閉じた。
■『映画 ギヴン 柊mix』公開記念舞台挨拶
【日時】1月28日(日)
【場所】新宿バルト9 スクリーン9
【登壇者】矢野奨吾、内田雄馬、中澤まさとも、江口拓也、今井文也、坂 泰斗
●舞台挨拶情報
『映画 ギヴン 柊mix』公開御礼舞台挨拶
【実施日】2月10日(土)
【実施劇場】新宿バルト9
【実施時間】17:50の回上映後
【チケット料金】全席指定2,300円
【登壇者(予定)】今井文也、センチミリメンタル
※登壇者は、予告なく変更となる場合がございます。
【チケット販売方法】
<チケットぴあ>にて販売いたします。
★先行抽選販売「プレリザーブ」
受付URL:https://w.pia.jp/t/given-hiiragimix/
■ 申込受付期間: 1月28日(日)19:00~2月4日(日)23:59
■ 抽選結果発表:2月5日(月)18:00
■ 引換開始日:2月5日(月)18:00
●作品
『映画 ギヴン 柊mix』
1月27日(土)公開
【スタッフ】
原作:「ギヴン」キヅナツキ(新書館「シェリプラス」掲載)
監督:橋本能理子
脚本:綾奈ゆにこ
キャラクターデザイン:大沢美奈
総作画監督:山形孝二・二宮奈那子・永田陽菜・大沢美奈
美術設定:伊良波理沙・須江信人・斉 婉廷
美術監督:劉 洋・関口静夏
色彩設計:加口大朗
撮影監督:中川せな
CG監督:水野朋也
編集:伊藤利恵
音響監督:菊田浩巳
音楽:未知瑠
アニメーション制作:Lerche
主題歌:センチミリメンタル「スーパーウルトラ I LOVE YOU」(EPICレコードジャパン)
劇中歌:syh「ストレイト」「パレイド」(EPICレコードジャパン)
配給:アニプレックス
【キャスト】
佐藤真冬:矢野奨吾
上ノ山立夏:内田雄馬
中山春樹:中澤まさとも
梶 秋彦:江口拓也
鹿島 柊:今井文也
八木玄純:坂 泰斗
【イントロダクション】
「これは淋しかったこどもたちが大人になる途中の話」
高校生の上ノ山立夏は、佐藤真冬の歌声に衝撃を受け、中山春樹、梶 秋彦と組んでいるバンド「ギヴン」にボーカルとして真冬を加入させる。真冬加入後初のライブを成功させ、立夏は真冬への想いを自覚し、ふたりは付き合い始める。
その後も活動を続ける「ギヴン」はフェス出場をかけたコンテストに出場し、惜しくもライブ審査に落ちたものの、ますます注目を集めていた。
その頃「ギヴン」が落ちたコンテストに受かった真冬の幼馴染み・鹿島 柊と八木玄純のバンド「syh〈シー〉」はデビューが決まっていた。柊は、「syh」に不在のギターの一時的なサポートとして立夏に白羽の矢を立てる。
さらに柊は、立夏に「お前とやってみたいことがあるんだ」ともちかけ……。
関連リンク
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