◆体操 NHK杯 第1日(14日、東京体育館)  

 世界選手権(10月17日開幕、オランダ・アムステルダム)代表最終選考、愛知・名古屋アジア大会(9月19日開幕)代表最終選考を兼ねた大会で、女子予選は全日本の得点の半分を持ち越し、個人総合で争われ、4月の全日本個人総合選手権で5位だった昨年の世界選手権種目別の床運動で金メダルを獲得した杉原愛子(TRyAS)は、108・814点で3位に浮上した。

 5位からスタートし、最初の種目の跳馬で2021年東京五輪予選以来というユルチェンコ2回ひねりを成功してガッツポーズ。

14・533点の高得点をたたきだし、勢いをつくった。続く段違い平行棒は13・366点、平均台は13・600点で切り抜けると、得意の最後のゆか運動。躍動感たっぷりに演じきり、13・833点でフィニッシュした。

 全日本は、大会前に腰を痛め思うような演技ができず5位に甘んじた。大会後、「こだわってやってきた」という跳馬は、2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ両五輪の個人総合を連覇するなど活躍した内村航平氏、白井健三氏からアドバイスを受けるなどして強化。この日につなげた。昨年10年ぶりに制し、その後の世界選手権で世界チャンピオンになった。16日の決勝で連覇に挑む。

 ◆世界選手権代表 男女ともに代表は5枠。男子は今大会の得点を持ち越して行われる5月のNHK杯での上位3人が選出される。得点の半分を持ち越す女子は上位4人が代表入りする。男子の2位まで、女子の3位までの選手は9月の愛知・名古屋アジア大会の代表も兼ねる。

残りの枠は、団体総合で貢献できる選手が選出されることになっている。

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