卓球の世界選手権団体戦に出場した日本代表が12日、開催地の英ロンドンから帰国し、都内で会見を開いた。6大会連続銀メダルを獲得した女子日本代表の中沢鋭(るい)監督が取材に応じ、10日に2―3で敗れた中国との決勝戦を振り返った。

 55年ぶりの頂点を懸けた女王・中国との決勝では、張本美和(木下グループ)、早田ひな(日本生命)を2試合に起用し、3番手の1試合にカットマン・橋本帆乃香(デンソー)を当てた。

 中沢監督は、起用について「3番目を必ず取るのがチームにとってすごい大事だった」と明かした。中国が慣れないカットマンの橋本の2試合起用については「ない」と頭になかったとした。3番の起用意図について「勝率を見ると、早田選手を3番で起用したら、蒯曼選手に対して、勝率が高くなかったので。橋本選手は秘密兵器」と説明した。中国の3番手に蒯を起用すると予想の上、早田が1勝3敗、橋本が2勝無敗の対戦成績を重視したという。

 金メダルの目標へ、今回の決勝で張本と早田で2敗した世界ランク1位の相手エース・孫穎莎(そん・えいさ)、王の“壁”を越えることが必須。指揮官はダブルエースの張本、早田の成長を今後の課題点とし「張本選手、早田選手もしっかり強化して、それぞれ2点を取れるように強化していきたい」と、打倒・中国へリベンジを誓った。

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