卓球の世界選手権団体戦で銀メダルを獲得した女子日本代表が12日、開催地の英ロンドンから帰国し、都内で会見を開いた。決勝の中国戦でインパクトある勝利を挙げて注目を集めたカットマン・橋本帆乃香(デンソー)は「決勝に出させていただいて、緊張する場面もありました。

銀メダルはうれしい気持ちもありますし、悔しい気持ちもあります。大きな舞台で試合ができたことは良い経験になりました」と話した。

 橋本のプレースタイルは「カットマン」。相手に強打を打たれてもバックスピン(下回転)をかけたボールを返し続け、相手のミスを誘う守備がメインのスタイルだ。決勝は第3試合に登場し、蒯曼(かい・ばん)と対戦。第1ゲームを11―6で先取し第2ゲームを落としたが第3、4ゲームを連取する粘り勝ちした。「蒯選手とは久しぶりの対戦で向こうも対策しづらい部分があったのかなと思います。その中でサーブや自分の変化が効いた部分があり、今回勝つことができた」と激戦を振り返った。

 今回が世界選手権初出場の遅咲きの27歳。今大会で「カットマン」の技術を世界に知らしめたことも大きな功績だ。「卓球が速くなってきて、カットマンの選手が減ってきていますが、私自身試合をして、カットマンの良さを知っていただけたらうれしい。これから卓球をする方たちにも、カットマンになってくれたらうれしいなと思います」と笑顔で話した。

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