森友学園を巡る決裁文書改ざん問題で財務省は亡くなった元職員の妻が求めていた元上司らの直筆ノートは不開示としました。

森友学園を巡る決裁文書の改ざんを命じられたことを苦に自殺した財務省近畿財務局の元職員・赤木俊夫さん(当時54)の妻・雅子さんは、財務省が任意で検察へ提出した文書などの開示を求めていました。



財務省は、これまでに約11万7000ページ分の文書などが開示されていました。しかし、文書の改ざんを主導したとされる当時の理財局長だった・佐川宣寿氏のメールは含まれていませんでした。

14日、7回目の開示が行われ、近畿財務局などで職員が保存していた文書などおよそ2万8000ページ分が新たに開示されました。開示された資料は文書のほか、動画や森友学園の土地取引をめぐる音声ファイルの書き起こしなどが含まれていました。

一方、弁護団によりますと、財務省が開示する方向で検討していた俊夫さんの元上司らの直筆ノートについては、個人が特定できる可能性があること、将来の検察の捜査に支障が出る可能性があることなどから不開示としました。

(赤木雅子さん)「最後の最後にあ~、こういう対応されるんだなってすごく悲しい。私が知りたいことは何も教えてくれない」

財務省は今回の開示で去年4月から続けて行ってきた主要な文書の開示は終了したとしています。

今回不開示だったノートについて、弁護団は今後、審査請求を検討するということです。

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