令和8年5月11日から17日までの1週間における、熱中症の救急搬送状況が消防庁より発表されました。

全国で1012人が搬送 前年同期比で約1.7倍

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 消防庁によりますと、この1週間に熱中症で救急搬送された人は全国で1012人に上りました。

 前年の同じ時期(令和7年5月11日~17日)は607人(確定値)であったことから、前年比で約1.7倍増加していることが分かります。

 また、5月1日から累計で1568人が搬送されたということです。

熱中症の発生場所 約27%が「住居」

全国で1012人が『熱中症』で救急搬送 去年の1.7倍増加 都道府県別の最多は大阪府で75人【消防庁・熱中症情報5/11~17】
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 熱中症が発生した場所については、外出先だけでなく「住居」でも279人(27.6%)の事例が確認されています。

 このほか、公共施設の屋外(150人)や屋内(71人)、工事現場などの仕事場(85人)でも搬送者が発生しています。

搬送者の半数以上は満65歳以上の高齢者

全国で1012人が『熱中症』で救急搬送 去年の1.7倍増加 都道府県別の最多は大阪府で75人【消防庁・熱中症情報5/11~17】
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 年齢区分別の構成比を見ると、満65歳以上の高齢者が594人(58.7%)で最も多く、生後28日未満の新生児も1人搬送されています。

▼高齢者(満65歳以上):594人(58.7%)
▼成人(満18歳以上65歳未満):249人(24.6%)
▼少年(満7歳以上18歳未満):156人(15.4%)
▼乳幼児(生後28日以上7歳未満):12人(1.2%)
▼新生児(生後28日未満):1人(0.1%)

約35%が入院を必要とする「中等症」以上

全国で1012人が『熱中症』で救急搬送 去年の1.7倍増加 都道府県別の最多は大阪府で75人【消防庁・熱中症情報5/11~17】
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 搬送時の傷病程度については、以下の通りです。

 ▼死亡:1人(0.1%)
 ▼重症(3週間以上の入院加療が必要):20人(2.0%)
 ▼中等症(入院診療が必要):340人(33.6%)
 ▼軽症(入院を必要としない):639人(63.1%)

 入院が必要とされる「中等症」と「重症」を合わせると360人に達し、全体の約35%を占めています。

都道府県別では大阪府が最多

 都道府県別の搬送人員数では、大阪府が75人と全国で最も多く、次いで愛知県の72人、福岡県の70人と続いています。

【都道府県別救急搬送状況(5月11日~5月17日)】(※多い順) 
大阪府  75人
愛知県  72人
福岡県  70人
兵庫県  51人
埼玉県  48人
京都府  42人
東京都  39人
神奈川県 36人
岡山県  31人
広島県  31人
千葉県  27人
熊本県  27人
長野県  25人
佐賀県  24人
北海道  23人
宮城県  20人
愛媛県  20人
大分県  20人
岐阜県  18人
群馬県  17人
奈良県  17人
福島県  16人
山形県  15人
茨城県  15人
和歌山県 15人
香川県  15人
長崎県  15人
鹿児島県 15人
石川県  13人
静岡県  12人
山口県  12人
宮崎県  12人
栃木県  11人
新潟県  11人
三重県  11人
島根県  11人
岩手県  10人
山梨県  10人
青森県  9人
滋賀県  8人
鳥取県  8人
富山県  7人
沖縄県  7人
福井県  6人
秋田県  5人
徳島県  5人
高知県  5人

 消防庁は、これらはあくまで速報値であり、今後修正される可能性があるとしています。

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