消防隊員2人が死亡した道頓堀の火災事故を受けて、大阪市消防局に新たな部隊が創設されました。

 大阪市消防局に新設された「安全統括隊」の発隊式。

冒頭では殉職した2人の隊員に黙祷が捧げられました。

 去年8月、道頓堀でビル2棟が焼けた火災では、消火活動にあたっていた隊員2人が死亡。消防局の報告書では、当時「バックドラフト現象」が発生し現場はパニック状態に陥ったことなどから、救出が遅れた可能性があると指摘しています。

 (大阪市消防局 山本博文消防局長)「本日の発隊はいかなる状況においても安全を最優先する組織へ転換していく私たちの強い決意の表れでもあります」

 事故を受けて、安全管理体制の強化と再発防止を目的に新設されたのが安全統括隊です。

 10人が所属し、大規模火災の現場などに出動して隊員が建物内に閉じ込められるなど危機的な状況に陥った際には、隊員救出に特化した指揮をとることになります。

 (安全統括隊 山下博淳隊長)「すごく重い任務だと思っています。職員の安全を守る、けがをさせない、殉職者を出さないというところを大前提に頑張っていきたいと思います」

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