◆山田裕貴、綾野剛への感謝語る
本作は、幕末の京都を舞台に、最強のサムライ集団・新撰組の志士たちの荒々しくも熱い生き様を、ド派手なアクションと、史実に基づきながらも大胆な解釈で描く。
自身が演じる土方歳三にとって、綾野演じる芹沢鴨がどんな存在だったのか問われた山田は「似た者同士であり、表裏一体だっていう風に言われたときに、はじめて『あ、そっか』って気づくというか。要は、鴨って死に場所を、自分を殺せるものを探している」「沖田総司には、『あいつだったら俺を殺してくれるかもしれない。だから来いよ』っていう。憎悪っていうより、飛び越えて愛情のようなものを感じるんです。この2人の関係には」と沖田を含めた三者の関係を分析。
仲間を愛する歳三については「僕の死に場所はどこなんだろう?って。家族と、新選組と一緒に死ねることがっていうのも思っているけど」としたうえで「刀から拳銃に時代が変わり、それが大砲になり、時代の変革期の流れの中で、自分が最初にこれで戦おうと決めた刀で、命を燃やして戦えるのはこの人だって、たぶん思っていたんだと思います。それをお互いリンクさせていたからこそ、表裏一体だと。(戦いを)自ら起こす者と、守りながら戦いの中に飛び込んでいく人と、その違いはあれど、戦わなければって思うところに誇りを持っているっていうのが、鏡を見ているような」と土方と芹沢の違いについて考えを明かした。
そして山田は「見方によって、どっちが光か悪かって、そんなシンプルな言葉で片づけられない鏡が立っているみたいな、そういう感覚。だから鴨も『とことん咲こうぜ』って言うんだろうし、僕も血がたぎるっていう。
◆綾野剛、アクションシーンは「ラブシーンだった」
綾野は「令和の時代に歳三がタイムスリップして、あの時代はこうだったんですよって話しているみたいに、あの場所にいたように話す山田裕貴を見ているとですね…そういった、目には見えないけど画には映るパワーで、あの鴨っていうのは存在していたんだなっていうのは、すごく感じていて。たまらない気持ちになったというか」と感慨深げにコメント。アクションシーンについては「ただただラブシーンだったなって思うんですよね。ただただラブレターをひたすらもらうっていう。モテすぎて(笑)。『次は俺だ!』って。
山田は「アクションシーンでも、ラブシーンっていうものを表現できるっていうことが、すごいですよ」と頷いて、綾野は「裕貴=歳三とは戦ってはいないですが、戦っているんですよ。魂レベルで。おセンチな言い方で申し訳ないですが…話しているだけで蘇ってくるし、やり切ってよかったなって、改めて思います」と吐露。「彼のために鴨を生きたといっても過言ではないですし、皆さんが今日観ていただいて、この作品が育っているので。今日この日自体、とても感謝です。ありがとうございます」と熱い思いを語った。(modelpress編集部)
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