◆ONE「ONE SAMURAI 1 フライ級キックボクシング暫定王座決定戦 ロッタン VS 武尊」(29日、有明アリーナ)

 世界最大の格闘技団体「ONE Championship」は29日、有明アリーナで「ONE SAMURAI 1 フライ級キックボクシング暫定王座決定戦 ロッタン VS 武尊」を開催した。

 第11試合のフェザー級キックボクシング(3分3ラウンド)でマラット・グレゴリアン(アルメニア)が1回、KOで海人を破った。

 両者は昨年3月23日の「ONE 172 武尊vsロッタン」(さいたまスーパーアリーナ)で対戦が予定されていたが、グレゴリアンが試合前日の計量で失格。「ONE」が両者合意の下で特別な契約体重での試合が提案されたが海人が欠場を決断し中止となった。

 海人の欠場を「ONE」のチャトリCEOが大会後に誹謗(ひぼう)中傷。シュートボクシング協会は、謝罪と発言の撤回を公式声明で要求し、25日にチャトリCEOが公式声明で発言を撤回し謝罪する事態に発展。最終的には「ONE」と「シュートボクシング協会」は和解した。

 1年越しの決着戦は接近戦で打ち合う激しい展開となった。最後にグレゴリアンが強烈な右ストレートをたたき込むと海人は膝から前のめりに崩れ落ちKOで敗れた。

 1回111秒で初のKO負けを喫した試合後に海人は「あんまり覚えてない…試合をした感覚がない」と絞り出し「KOも負けもこれが最後にします。頂点に立つのは僕やと信じてまた走り出します」と再起を誓った。さらに「負けたらやり返さないと」とリベンジを見据えた。

 一方、勝利したグレゴリアンは[彼を倒すのに時間はかからなかった」と完勝を誇った。昨年の問題を受け「海人選手との試合を終わらせられて良かった。

彼とは決着がついた」とかみしめていた。

 「ONE SAMURAI」は、MMA、ムエタイ、キックボクシング、サブミッショングラップリングの各競技で、日本の人気格闘家と次世代アスリートが参戦する大会。

 今後、5年間で60大会を行う計画で1200万人の加入者を持つ日本最大のストリーミングサービスU―NEXTが全ての「ONE SAMURAI」イベントを独占配信する。

 次回大会「ONE SAMURAI 2」は8月8日にEBARA WAVE アリーナおおた(大田区総合体育館)で開催する。

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