今から13年前の今日、2006年3月20日は第1回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の決勝戦日本対キューバの試合が行われた日です。王貞治監督率いる日本代表が、難敵キューバを10対6で下し、見事初代王者に輝きました。
そこで今回は2006年当時の日本代表メンバーを振り返ってみましょう!

【投手】(先頭の数字は背番号・カッコ内は当時の所属球団)
11.清水直行(千葉ロッテマリーンズ)
12.藤田宗一(千葉ロッテマリーンズ)
15.黒田博樹(広島東洋カープ)※負傷のため途中辞退
15.久保田智之(阪神タイガース)
18.松坂大輔(西武ライオンズ)
19.上原浩治(読売ジャイアンツ)
20.薮田安彦(千葉ロッテマリーンズ)
21.和田毅(福岡ソフトバンクホークス)
24.藤川球児(阪神タイガース)
31.渡辺俊介(千葉ロッテマリーンズ)
40.大塚晶則(テキサス・レンジャーズ)
41.小林宏之(千葉ロッテマリーンズ)
47.杉内俊哉(福岡ソフトバンクホークス)
61.石井弘寿(東京ヤクルトスワローズ)※負傷のため途中辞退
61.馬原孝浩(福岡ソフトバンクホークス)


現役メジャーリーガーは大塚晶則投手だけだったものの、のちに海を渡ることになる松坂大輔投手、上原浩治投手などを中心に豪華なメンバーが集結。2005年シーズンにプレーオフを勝ち抜いて日本一になった千葉ロッテマリーンズを支えた投手陣が多く選ばれました。

【捕手】
22.里崎智也(千葉ロッテマリーンズ)
27.谷繁元信(中日ドラゴンズ)
59.相川亮二(横浜ベイスターズ)

捕手も特に活躍したのは千葉ロッテマリーンズの里崎智也選手。大会ベストナインにも選ばれました。当時すでに大活躍していた阿部慎之助選手はケガのため出場辞退。代わりに相川亮二選手が選出されました。

【内野手】
1.岩村明憲(東京ヤクルトスワローズ)
2.小笠原道大(北海道日本ハムファイターズ)
3.松中信彦(福岡ソフトバンクホークス)
7.西岡剛(千葉ロッテマリーンズ)
8.今江敏晃(千葉ロッテマリーンズ)
10.宮本慎也(東京ヤクルトスワローズ)
25.新井貴浩(広島東洋カープ)
52.川崎宗則(福岡ソフトバンクホークス)

内野手は2004年シーズンに三冠王となった松中信彦選手、2005年シーズン37本塁打を放った小笠原道大選手らが選出。西岡剛選手はアメリカ戦の試合中に憧れのデレク・ジーター選手と握手をしてもらったそうです。

【外野手】
5.和田一浩(西武ライオンズ)
6.多村仁(横浜ベイスターズ)
9.金城龍彦(横浜ベイスターズ)
17.福留孝介(中日ドラゴンズ)
23.青木宣親(東京ヤクルトスワローズ)
51.イチロー(シアトル・マリナーズ)

外野手で輝きを放ったのはやはりイチロー選手。33打数12安打、打率.364と大活躍。チームの精神的支柱にもなり、優勝に大きく貢献しました。


そんなイチロー選手、今年のメジャー開幕戦を日本で迎えます。
今日3月20日(水)と21日(木・祝)の2日間、東京ドームで行われるシアトル・マリナーズ対オークランド・アスレチックス戦に出場することが予想されます。今からではチケット入手は大変困難かとは思いますが、13年前と同じような大活躍を期待して、皆さんでイチロー選手を応援しましょう!


(Written by 大井川鉄郎)

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