横浜流星さん、黒羽麻璃央さん、松岡広大さんが出演される青春ファンタジー小説の実写映画『いなくなれ、群青』。8月12日(月・祝)に行われた完成披露試写会のレポートをお届け♪
第8回「大学読書人大賞」受賞作にして、「読書メーター」読みたい本ランキング第1位を獲得し、シリーズ累計100万部を突破した河野裕の青春ファンタジー小説「いなくなれ、群青」(新潮文庫 nex)。そして8月12日(月・祝)に新宿バルト9にて完成披露試写会が開催されました。その試写会の様子をお届けします!
黒羽麻璃央はすぐに孤独を感じちゃう系男子!?
階段島の世界を再現した幻想的なパネルが設置された舞台上に、横浜流星さん、飯豊まりえさん、矢作穂香さん、松岡広大さん、松本妃代さん、中村里帆さん、黒羽麻璃央さん、神前暁さん、柳明菜監督が大きな拍手の中登壇しされました。まず横浜さんは「階段島の美しい世界観は原作の好きな方々にも喜んでもらえるような画を監督が作ってくださったので、すごく自信を持って言える注目ポイントです。」と原作がシリーズ累計100万部を突破した本作を原作ファンも納得のいく出来上がりになっているとコメント。

また黒羽さんは「自分が演じたナドは“すぐに屋上に行っちゃう系男子”なんですけど、どちらかというと七草に似ていて、~系で縛ると“すぐに孤独を感じちゃう系男子”。でもみんなの輪の中心にいるような(松岡演じる)佐々岡みたいな人に憧れています。佐々岡は“常にヘッドホンをかけちゃう系男子”ですかね。僕おしゃれです、みたいな!」とそれぞれのキャラクターを楽しげにネーミングしていく一幕もありました。
また横浜さん、矢作さん、飯豊さん、松岡さんが同じ高校だったとこの舞台挨拶上で初めて明らかになり、松岡さんと同じクラスメイトだった飯豊さんは、「広大君は(松本演じる)水谷さんのように 3 年間学級委員をやっていました。名言を沢山言っていくみんなのまとめ役でした」と学生時代のエピソードを懐かし気に語りました。
また矢作さんは「私は佐々岡に近かったです。私もヘッドホン付けてました...」と恥ずかしげにコメント。
松本さんは「みんなをまとめたりはしないけど水谷に近いかな」と話し、続けて今日が初めての舞台挨拶と明かした中村さんは「喜怒哀楽が激しくて、リアクションが大きいと言われるので佐々岡かな!」と話しました。
横浜流星が撮影時に体験した“奇跡”
ファンタジックで美しい映像が印象的な本作の撮影時について横浜さんは「自然にすごく恵まれていたんですけど、トンネルでの雨のシーンは機材を使わずに自然に雨が降ったんです」と話し、飯豊さんも「その前はピーカンだったのにあの瞬間だけ雨が降ったんです!」と興奮して話しました。続けて横浜さんは「あと階段を上った雲を見下ろす丘のところで、最初辺り一面雲がいっぱいだったんですけど、30 分経ったらちょうど雲が無くなって一面青空になったんです!」と話し、監督も「映画の神様が現れたんだと思います。」と奇跡的な体験に恵まれた撮影時を語り合いました。

最後に横浜さんは「映像や音楽が美しくて見てくださる方々がどっぷり浸れる映画になっていて、それぞれで受け取り方が違うと思うので、それぞれに『いなくなれ、群青』の答えを出してもらいたいと思います。」と挨拶し、改めて大きな拍手に包まれる中、イベントは終了しました。

映画『いなくなれ、群青』 完成披露試写会 概要
◆日時:8 月 12 日(月・祝)◆場所:新宿バルト9 スクリーン9(新宿区新宿3-1-26 新宿三丁目ビル 13 階)
◆登壇者(敬称略):横浜流星、飯豊まりえ、黒羽麻璃央、矢作穂香、松岡広大、 松本妃代、中村里帆、柳明菜監督、神前暁(音楽)
■原作:河野裕『いなくなれ、群青』(新潮文庫 nex)
■出演:横浜流星、飯豊まりえ
矢作穂香、松岡広大、松本妃代、中村里帆
伊藤ゆみ、片山萌美、君沢ユウキ、岩井拳士朗/ 黒羽麻璃央
■監督:柳明菜
■脚本:高野水登
■音楽:神前暁
■主題歌:Salyu「僕らの出会った場所」
■主題歌プロデューサー:小林武史
■配給:KADOKAWA/エイベックス・ピクチャーズ
9月6日(金)全国ロードショー
(C)河野裕/新潮社 (C) 2019 映画「いなくなれ、群青」製作委員会