2009年に始まった同映画祭を巡っては、運営に中心的な役割を果たしてきた吉本興業ホールディングスが3月6日、今年の映画祭を最後に運営から退くと発表し、継続が危ぶまれていた。
吉本興業前会長でもある大﨑さんは「お金の流れをつくれなかった。本当は吉本から持ち出しがない形で続けられたら良かったと思う。来年に向けて一緒にやろうと声をかけてくださる沖縄の方々と話し、一番良い形をつくりたい」と話した。
実行委副会長の下地芳郎沖縄観光コンベンションビューロー会長は「沖縄を盛り上げてきた大きなイベントで、幕を閉じることは残念に思っている」とした上で、「東日本大震災や新型コロナウイルスなど沖縄観光が大きく影響を受ける中でも沖縄を発信し続けてきたことは、今の沖縄観光の回復へつながっているものと信じている」とコメントした。