沖縄県難病相談支援センター「アンビシャス」(那覇市)は5月23日の「難病の日」に患者や家族、支援者が体験を共有し合うイベントを開く。那覇市の県総合福祉センター401研修室とオンラインの「Zoom(ズーム)」の同時開催で、午後2時から。
集まった意見を基に困った時に役立つリーフレット「難病のしおり」作成を目指す。
 国の指定難病は341疾患あり、県内の患者は今年3月末現在で1万2359人いる。
 アンビシャスは「世界希少・難治性疾患の日(RDD)」に合わせて、3月2日にイベントを開催。100人以上が参加した。相談員で看護師の滝美佳さんは「イベントで芽吹いた出会いを大切に、より成長させていきたい」と説明する。
 膠原(こうげん)病やパーキンソン病など13団体の患者会があるが、患者会がない疾患も数多くある。
滝さんは「一人で心細い人もつながれるイベントになれば」と呼びかけた。
 申し込みは13日正午まで、フォーム(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScDSp5M8_KlXPBuJgqx56QxdyKFYU7KtK8jDogHClDQQKcjaA/viewform?usp=send_form)から。問い合わせはアンビシャス、電話098(951)0567(平日午前10時~午後4時)。(社会部・吉田伸)
「心細い人もつながれる」患者や家族の体験を共有 5月23日は...の画像はこちら >>