俳優・伊藤沙莉が主演を務める、連続テレビ小説『虎に翼』(月~土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月~金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)の第12話が16日に放送され、ネチネチ執事の岸田に注目が集まっている。

 法廷劇の準備のため、寅子の家に同級生たちがやってきた。
準備を進めるなか「桜川家のお屋敷で執事をしている」という岸田が菓子折りを持って涼子を迎えにやってくる。

 さらに家を出ると、涼子に向かって「猪爪様は帝都銀行にお勤めだそうで。私、ほっといたしました」と一言。これに涼子が「どういうことかしら?」と聞くと「女子部にはさまざまなお家柄の方が通われておいでなので、これで奥様もご安心なさるはずです」と冷たい口調で話した。

 実は、岸田を演じた奥田洋平といえば、2017年度前期の連続テレビ小説『ひよっこ』で、ヒロイ・みね子(有村架純)が初めて勤めた向島電機のラジオ工場主任・松下明を演じていた。

 視聴者からは「ひよっこの人だ!」「あれ?執事さん、ひよっこのご安全に!の主任さん???」「今朝の執事役の人はひよっこの向島電機の主任役の俳優さんだね あースッキリ(笑)」「岸田さんて、朝ドラひよっこの工場主任ではないか?」「岸田執事、松下主任じゃん!」「奥田さんいい味出してるわ~」などの声が寄せられている。


 第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。