Stellantisジャパンは10日、東京・MIYASHITA PARKで「新型ジープ ラングラー プレス発表会」を開催した。

 ジープブランドの本格オフローダーである『ラングラー』の新型モデルが、きょう10日から全国のジープ正規ディーラーで発売されたことを記念して行われたこの発表会。
冒頭、同社代表取締役の打越晋社長が登壇し、「誰が見ても一目で分かる、他に類を見ないオフローダーで、ジープブランドのそのものを語るにふさわしい圧倒的アイコン、人気ナンバーワンの『ラングラー』。2018年から6年ぶりにリニューアルいたします」とあいさつした。

 この日発表された新型『ラングラー』は、伝統的なデザインを受け継ぎつつ、よりタフで快適が走行可能なモデルに進化。エントリーグレードとして『アンリミテッド スポーツ』を設け、『アンリミテッド サハラ』と『アンリミテッド ルビコン』とともに、3グレードで構成されている。

 主な特徴として、エクステリアは、従来のマストアンテナにかわって、フロントウインドシールドにアンテナを統合。インテリアでは、『ラングラー』として初めてサイドカーテンエアバックをフロントおよびリアに採用し、全グレードで標準装備した。
また、第5世代Uconnect5システムを搭載した新12.3インチタッチスクリーンを全グレードに標準装備。Apple CarPlay(ワイヤレス接続可能)、Android Autoに対応した。

 ボディカラーは、『アンリミテッド スポーツ』と『アンリミテッド ルビコン』が、ブライトホワイトC/C、ブラックC/C、ファイアークラッカーレッドC/C、グラナイトクリスタルメタリックC/C。『アンリミテッド サハラ』が、ブライトホワイトC/C、ブラックC/Cから選択可能となっている。

 メーカー希望価格は、『アンリミテッド スポーツ』が799万円、『アンリミテッド サハラ』が839万円、『アンリミテッド ルビコン』が889万円。

 また、新型モデル発表を記念し、2車種の限定モデル『アンリミテッド ルビコン ハイ ベロシティ』、『アンリミテッド サハラ ローンチエディション』も発売。
『アンリミテッド ルビコン ハイ ベロシティ』は10台限定の抽選販売となっており899万円、『アンリミテッド サハラ ローンチエディション』は300台限定で849万円となっている。

 なおこの発表会には、自身もジープオーナーであるお笑いコンビトータルテンボスの藤田憲右(48)も登壇し、トークセッションを行った。