4月26日に過労で倒れ都内病院に入院していることを明かしたYOSHIKIが10日、自身のX(旧ツイッター)とインスタグラムを更新し、仕事復帰を果たしたと報告した。

 YOSHIKIは「今は入院後初めて撮影中です。
欠席して申し訳ありません。医師は私を極度の疲労とストレスによる『全身倦怠感と睡眠障害』と診断しました。ゆっくり仕事に復帰してみます。ところで、お話ししたいことがあるので、来週記者会見をすることになっています。そして今日はこの後大事なところへ行きます。皆さんの愛とサポートに本当に感謝しています」と伝えた。


 YOSHIKIはこの数ヶ月、世界中を飛び回りながら、過密スケジュールをこなしていたという。昨年9月には、自身初の監督作品である映画『YOSHIKI:UNDER THE SKY』が日本を皮切りに世界各国で公開。また同月には米チャイニーズ・シアターにて自身の手形・足形を刻印し、10月には日英米でクラシカルワールドツアーを開催。英ロイヤルアルバートホール、米ドルビーシアター、米カーネギーホールと歴史的な3会場を日本人として初制覇した。

 11月には、THE LAST ROCKSTARSとして有明アリーナで3日間にわたるライブを開催。今年2月は自身がデザイナーを務めるハイファッションブランド「MAISON YOSHIKI PARIS」をミラノファッションウィーク2024/25 秋冬にてデビューさせ、今月4月には米ロサンゼルスのドジャー・スタジアムに登場し、アメリカ国歌をピアノで演奏するという大役を果たした。


 過密スケジュールの合間を縫って、世界各国とのミーティングや、レコーディング、さらに年末には大型音楽特番や『NHK紅白歌合戦』などのメディア出演も行い、多忙を極めていた。

 ハードなスケジュールで肉体的な疲労が溜まったことに加え、2022年5月には母親が死去、同年11月には自身がプロデューサーを務めるボーイズグループ「XY」のメンバーであるYOSHIが事故死。そして、2023年10月にはX JAPANのメンバーであるHEATHが死去した。海外を拠点に活動している中、YOSHIKIはその都度日本へ帰国。身近な人の死が重なり、大きな精神的ダメージも抱えていたという。

■インスタグラムでの報告全文

今は入院後初めて撮影中です。
欠席して申し訳ありません。医師は私を極度の疲労とストレスによる「全身倦怠感と睡眠障害」と診断しました。
ゆっくり仕事に復帰してみます。
ところで、お話ししたいことがあるので、来週記者会見をすることになっています。そして今日はこの後大事なところへ行きます。皆さんの愛とサポートに本当に感謝しています。


今、撮影中です。倒れて入院して以来初めての仕事です。しばらく音沙汰なくてごめんなさい。医師らからは、極度の疲労とストレスによる「全身倦怠感と」 「睡眠障害」と診断されました。
少しずつ仕事に復帰できれば、と思います。他にもお知らせがいくつかあります。
来週、記者会見を行う予定です。そしてこのあと大事な場所に向かいます。みんなの愛とサポートに心より感謝してます。
愛を込めて、
Love