俳優の小林聡美(59)が24日、都内で行われた映画『三日月とネコ』公開記念舞台あいさつに登場した。

 『第1回anan猫マンガ大賞』の大賞受賞作『三日月とネコ』を実写映画化した同作は、熊本地震をきっかけに出会った恋人でも家族でもないネコ好き男女3人といとしいネコたちとの共同生活を描く。
迷えるオトナ3人が、世間の常識にとらわれず、自分たちが本当に求める生き方を見つけていく様を優しくあたたかな視線で描く。

 フォトセッションを終えたイベント終盤、司会者が「実は今日、誕生日の方がいらっしゃるんですよ」と会場に呼びかけると、舞台袖から大きな花束が。会場から大きな拍手が巻き起こると主演の安達祐実(42)が花束を、小林聡美(59)に手渡した。

 小林は「(公開)初日の日に、偶然誕生日が重なって。とても思い出に残る誕生日になりました」と話すと、会場全体が「おめでとう」と小林を祝福した。抱負を問われると「もう、健康が一番です。
ゆっくり休んで働いて、楽しく過ごしていきたい」と笑みを浮かべて語った。

 イベントにはこのほか、倉科カナ、山中崇、石川瑠華、渡辺圭祐、上村奈帆監督が登場した。