同作は、令和7年の現代から、太平洋戦争中の昭和17年にタイムスリップした青年が、当時の球児たちと共に苦境を乗り越えながら“幻の甲子園”出場を目指す姿を描く。現代の大学生・森下令児を藤井、戦時中の高校球児・津田昭夫を岡崎が演じる。
当初は岡崎いわく「ましたにボールを投げてた」という藤井だが「だいぶまっすぐに飛ぶように…(笑)一緒にキャッチボールをしてくれたり、俊平くんは『こうじゃない?』といってもらったり」とアドバイスに感謝すると共演の生田俊平は「ぐんぐん伸びていった。褒められていると泣きそうになるくらい。期待してもらいたいです」と投球に太鼓判を押した。
昨日は阪神タイガース・今成亮太も指導に訪れ、そのかいあってか、監督役の永井は「最初はどうなるかと」とぶっちゃけつつ「野球経験がないことが一発でわかっちゃうところからバット振る仕草や姿勢もさまになって、ピッチャーとしても迫力あるフォームになってる」と感心しきり。
一方、もともとテニスをやっていたという岡崎は「なにか道具を振ることは自然とできたので意外とそんなになんも…みんな藤井ちゃんにかまってる」と苦笑。藤井は「僕がやってると、こたちゃん(岡崎)が来て、ブンッって試しに投げるとみんながお~となるので悔しいです(笑)」とうらやましがった。
きょうは第107回全国高校野球選手権大会(甲子園)の決勝日。岡崎は高校球児たちの思いを感じていきたい」と意気込むと宮地も「楽屋でずっとみていた」と話す。もちろん優勝の行方も「超気になります!」と興味津々の藤井に沖縄出身の琥城「何対何なんだろう…」とボソリとつぶやき、笑いを誘っていた。
公演は、8月23日~31日に東京・サンシャイン劇場、9月6日~14日に大阪・大阪松竹座、9月20日に石川・金沢市文化ホール、9月23日に広島・広島国際会場フェニックスホール、9月26日~28日に愛知・御園座にて上演される。
このほか前島亜美、福室莉音、佐野遥喜、小川丈瑠、校條拳太朗も参加した。