■今田美桜(柳井のぶ役)
撮影が始まってからの1年間、本当にたくさんの人が支えてくれたんだなと、今、改めて思います。楽しいこともたくさんありましたが、苦しくて悩むこともあり、『何者にもなれない』というのぶの言葉が心に刺さって、自分に問いかけることもありました。でも振り返ると、すごく笑った記憶と、あとは泣いた記憶と、全部がいとおしくて、のぶを演じられて本当に良かったと心から思います。そして、嵩が北村匠海さんで本当に良かったです。たくさん救われました。ありがとう。こんなにもすてきな皆さんと一緒に『あんぱん』を作れたことは、私の一生の財産です。幸せです。ありがとうございました。
■北村匠海(柳井嵩役)
僕は朝ドラというものが初めてで、正直悩むこともありましたが、とにかくすばらしい現場でした。シーンの一つ一つの撮影に熱量があって、だからこそ僕も一緒に話し合いながら作ることができたと思います。そして今田さんと僕が夫婦の役で朝ドラと関わるのは、最初で最後かもしれないとずっと感じていました。
■制作統括 倉崎憲チーフ・プロデューサー
昨年9月上旬に高知ロケでクランクインしてから約1年。本当にあっという間でした。それほどまでに毎日濃度が高く、すばらしいドリームチームで全撮影を終えることができ、振り返れば全ての時間がいとおしいです。座長として現場で笑顔で走り続けてくれた今田美桜さん。そんな今田さんをずっと隣で支えてくれた北村匠海さん。全てのキャスト、スタッフ、関係者の皆さんに感謝の思いでいっぱいです。