落語家の柳亭左楽さんが9日、急性心筋梗塞のため亡くなった。88歳。
所属する落語協会が13日、発表した。

 同協会では、「柳亭左楽 訃報」と題し、「当協会員の柳亭左楽(本名:原田 昌明)が、令和7年9月9日(火)、急性心筋梗塞の為、永眠いたしました。(88歳)」と報告。「葬儀は近親者にてすでに執り行われました」とし、「謹んでご冥福をお祈りいたします」と追悼した。

 柳亭左楽さんは、1936年12月14日生まれ、広島県出身。57年5月、八代目桂文楽に入門、内弟子となる。前座名「文平」。61年に二ツ目、73年に真打昇進。75年にフジサンケイグループ落語部門ホープ賞受賞。80年、代・橘家円蔵歿後、現円蔵門下へ。2001年3月、六代目「柳亭左楽」を襲名した。なお、最後の寄席出演は、17年10月10日の池袋演芸場だった。
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