
解禁となる本ポスターは、仮面ライダーガヴ マスターモード、仮面ライダーヴラム アラモードモード、そして仮面ライダーヴァレンの新フォーム・仮面ライダーヴァレン パルフェモードがそろい踏み。左にはグラニュートたちが対立するように配され、躍動感ある姿を見せるビジュアルとなっている。右下には、テレビシリーズの最終回を経てそれぞれの道を歩んでいるキャラクターたちがそろい、人間界に残されたリゼルの新しい姿や、グラニュート界にとどまっていたラキアの姿もある。さらに謎の医師・狩藤(かとう)の姿も見受けられる。そして、割れたガラス瓶に入ったグラニュート器官が意味することは?ショウマには夢を阻む新たな脅威が、絆斗には人生最大の難関を感じさせるビジュアルとなった。
本予告では、「こいつが無くなると戦えなくなる」と、グラニュート器官が体に影響を及ぼしていることを、ショウマや幸果には秘密にしたいと絆斗が憔悴している様子から始まる。そしてリゼルの現在の姿や、グラニュートとの関係を探る医師・狩藤(かとう)、闇菓子の復活を企むグラニュートの出現など、緊迫したシーンが続く。そんな中、グラニュート界にとどまっていたラキアも登場し、「懐かしい仲間に会えた」とショウマと合流、仮面ライダーガヴ マスターモードと仮面ライダーヴラム アラモードモードで背中合わせで戦う、胸アツシーンも確認できる。一方、絆斗は、因縁のあるリゼルから「パパを殺したくせに!」と罵られ、重い十字架を背負いながらも、師匠・塩谷との思い出を胸に立ち上がる。
予告ラストでは絆斗の「ぜってぇ諦めねぇ。それが俺の戦い方だ」と、仮面ライダーヴァレン パルフェモードとグラニュートのダイナミックなアクションシーンが映し出される。
■あらすじ
仮面ライダーたちの戦いが終わり、闇菓子がこの世から消えて、しばらく時間が流れた。なんでも屋「はぴぱれ」では、人間界に残ったグラニュートたちに仕事を斡旋し、“人間とグラニュートの共存”は、少しずつ実現へと向かっているはずだった。ある日絆斗は、街で出会った傷ついた少女たちとともに「狩藤医院」を訪ねた。
そこは、表立って病院へ行けない事情のある者たちを診ている怪しげな病院だったが、医師・狩藤の腕は確かだった。治療を受けた少女たちの日常が気になり、ひそかに尾行すると、彼女たちのグループには、なんと、あのリゼルがいた。父・ボッカを亡くし、人間界に残されたリゼルは、今では不良少女たちの用心棒のような存在となっているらしい。
さらに、グループの中にひとり、若い男性がいることが気になった絆斗は、今度は彼を探ることに。男の正体は、グラニュートだった。闇菓子をふたたび流通させようとたくらんでいるようだ。
複雑な心境の絆斗を、胸の激痛が襲う。かつての改造手術が、彼の身体に著しく影響を及ぼしていた。