本作は、人に触れられない秘密を抱える主人公・壮亮(小栗)と、人の目を見られない悩みを持つハナ(ハン・ヒョジュ)の関係を描く“大人のロマンティックコメディ”。
小栗とタッグを組むのは『君の膵臓をたべたい』以来3度目となる月川監は、キャスティングの裏話として、「ヒョジュさんとプロデューサーがテレビ電話をしている時に、たまたま小栗さんが一緒にいて、その姿を見て『ハナがいたよね』と話したことがきっかけでした」と語り、満場一致での決定だったことを明かした。
月川監督は、本作の配信スタートを心待ちにしているファンたちに向けて、「コミュニケーションをとるのが難しい登場人物たちが奇跡的に出会い、どんな人生を歩んでいくのかという、壮大なことは特には起こらないけれど、贅沢なチョコレートのように観ている方の人生にそっと寄り添うような、ささやかな時間を皆様にお届けできたらと思い作りました。ぜひ楽しんでください」呼びかけていた。
2日間に及ぶイベント中も終始、作中さながらの仲睦まじい様子をみせていた小栗とヒョジュ。小栗は韓国の現地ファンたちからのリクエストに応え、ほぼ初めてだという指ハートポーズをぎこちないながらも披露するなど、詰めかけた大勢のファンたちとワールドプレミアを迎えた喜びをかみしめていた。