山口氏は「あの日から丸5年私の繋がっている自助グループでは“バースデー”と表現する。底つきを無駄にしてはいけない。あの例えようのない日々があったからこそ、今の私がここにいるのだ。今年も今日という日を迎えられた事、仲間に感謝しかない。そして私を支え、心配をしてくれた人達にも。本当にありがとう。そしてこの夏、5年前に繋がった自助グループで共に歩んできた親友が、他界した」と報告。
続けて「毎朝彼から挨拶と周りへの感謝、どんな気持ちで今日一日を過ごしていきたいのかなど、LINEが届くのが日課でした。あの日、いつものLINEのやり取りがあった数時間後、突然の訃報だった。彼はまだ私より随分と若い。とても悲しく、寂しく…。
その上で「後悔だけはしたくない。やれる事は全てやったんだ。うん、だから後悔はしていない。そう考え、時間がかかったとしても事実を受け入れ、自分の命がある事に感謝しながら生きていくしかないのだと思う。君にとっては足りなかったかもしれないけど、そう言わせてください。「自助グループに繋がって、仲間や周りの人達の支えのおかげで寿命を延ばしてもらっている」と彼はよく話していました。私も同様で、今日も私は周りの人達に“生かされている”。