8人組グループ・timeleszの寺西拓人が初主演を務める映画『天文館探偵物語』の主題歌が、C&Kによる「相思相愛 with SOIL&“PIMP”SESSIONS」に決定した。

 同曲は、C&Kが昨年10月に鹿児島で開催された音楽フェス『THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL 2024』のラストに、SOIL&“PIMP”SESSIONSとサプライズ披露したコラボレーション曲。
演者と観客、演者とスタッフ、会場と地元、総じて相思相愛というものを目指して想いを通わせていかなければ、大きな夢は描けないというメッセージと、改めて“今”があるのは相思相愛の結晶なのではないか、というメッセージを込めた楽曲が、映画『天文館探偵物語』の舞台が鹿児島・天文館ということと重なり、主題歌として提供されることとなった。

 C&Kは、CLIEVYとKEENによる男性二人組シンガーソングユニット。圧倒的な歌唱力とエンターテイメント性あふれるライブパフォーマンスで知られ、代表曲「みかんハート」は1億回再生を超えるストリーミングヒットを記録している。

 主題歌についてCLIEVYは「すごすぎ!!やったー!!!!」とコメント。KEENは「地元である鹿児島、しかも小さい頃から馴染みの天文館が舞台である今回の映画に携わることができて感無量です!」と喜びを語り、「映画への期待感を掻き立てる役割として、本編と曲がまさに『相思相愛』になれたら幸せです!観ていただいた方々の記憶に、僕らの曲が流れてくれることを期待したいと思います!」と続けている。

 『天文館探偵物語』は、鹿児島県・天文館を舞台にした人情派探偵ドラマ。夏の「祇園祭(おぎおんさぁ)」の熱気に包まれるなか、探偵・宇佐見蓮(寺西)が、相棒の山下健斗(肥後遼太郎)とともに、スリを働いたシングルマザー・凪(大原優乃)との出会いをきっかけに、再開発問題や誘拐事件に巻き込まれていく。蓮と凪の過去、そして街を守ろうとする探偵たちの奮闘が描かれる。

 共演には、室龍太、高田翔、原嘉孝(友情出演)、SHIGETORA、西田聖志郎、新名真郎、西岡徳馬らが名を連ね、脚本と監督は『うちのじいじは字が書けない』でキネコ国際映画祭グランプリを受賞した諸江亮氏が務める。

 『天文館探偵物語』は、11月21日より鹿児島県で先行公開、12月5日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開される。
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