本作は、松江の没落士族の娘・小泉セツをモデルに、外国人の夫、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と共に、「怪談」を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心の物語に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語。
なお、セツをモデルにしながらも、大胆に再構成して登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描く。原作はなく、脚本は『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』(NHK)『デザイナー渋井直人の休日』『きょうの猫村さん』(ともにテレビ東京)をはじめ、演劇ユニット「切実」、舞台「muro式」などを手がけてきたふじきみつ彦氏が担当する。
この日、公開されたのは、トキの親戚を演じる北川景子(雨清水タエ)と板垣李光人(雨清水三之丞)が笑顔でピースサインを決めた2ショット。タエは松江でも随一の名家に生まれ、トキに武家の娘としての教養を厳しく教え、見守る役を担っている。三之丞は雨清水家の三男で、北川と板垣は親子役だ。
なお、北川と板垣はこれまでにも映画『約束のネバーランド』(2020年)や、大河ドラマ『どうする家康』(2023年)で共演。キャスト解禁の際、板垣がXで「北川景子さんとはまた親子です。日々愛情を頂戴しながら、みたびご一緒させていただける幸せを感じております」と投稿すると、それに対し北川もXで「こちらこそ幸せです!ありがとう 一緒に頑張っていきましょう」と反応するなど息のあったやり取りを見せていた。
今回、公開された写真にも2人の仲の良さや親子役のほほ笑ましさがにじみ出ている。
このオフショットに、ファンからは「素敵な写真」「2人ともお美しい」「かわいい笑顔」「北川景子さんがお母さん!?と第一印象で思いましたがこう見るとたしかに母子に見える」「素敵な親子です」「どうする家康でも共演されていて、安心感が半端ないです」「何回見てもぴったりな2人すぎる」「待ち遠しい!楽しみにしてます」などの声が寄せられ、ドラマへの期待感が高まっている。