麻薬取締法違反の罪で逮捕され、22日に起訴された俳優の清水尋也被告(26)が24日、勾留されていた東京湾岸署から保釈された。報道陣が約100人詰めかける中、2度にわたって、約20秒間頭を下げた。


 3日に清水被告は都内の自宅で乾燥大麻を所持していた疑いで逮捕され、22日付で起訴されていた。午後7時16分頃、スーツ姿で姿を現した清水被告は「この度は申し訳ございませんでした」と、深々と謝罪。

 約6秒、頭を下げた。その後「今回、私の行為によって、多くの方々にご心配、そして、ご迷惑をおかけしてしまったこと、深くお詫び申し上げます。私の俳優としての未来に期待してくださっていた関係者の皆様、ファンの皆様を裏切る結果となってしまったこと、心から反省しております。この度は、本当に申し訳ございませんでした」としながら、最後にもう一度、14秒ほど深々と頭を下げていた。

 民放各局は、夕方のニュースで「まもなく保釈」と伝えていたが、放送時間内には間に合わず。NHKは、午後7時台のニュースで、速報として清水被告の保釈を伝えた。

 清水被告は、1999年6月9日生まれ、東京都出身。オフィス作所属。2012年、映画『振動』で俳優デビュー。映画『渇き。
』(14年)、映画『ソロモンの偽証 前編・事件/後編・裁判』(15年)、映画『ストレイヤーズクロニクル』(15年)、映画『3D彼女 リアルガール』、映画『ちはやふる 上の句・下の句・結び』(16年)などに出演。

 18年、ドラマ『インベスターZ』で連続ドラマ初主演を果たす。21年、アニメ映画『映画大好きポンポさん』の主人公ジーン役で声優に初挑戦。その他、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(21年)、映画『東京リベンジャーズ』(21年)、ドラマ『となりのチカラ』(22年)、映画『東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』(23年)、映画『リボルバー・リリー』(23年)、配信ドラマ『幽☆遊☆白書』(23年)、ドラマ『Eye Love You』(24年)などに出演。兄は俳優の清水尚弥。

■清水尋也被告の謝罪全文
この度は申し訳ございませんでした(深々と頭を下げる)。今回、私の行為によって、多くの方々にご心配、そして、ご迷惑をおかけしてしまったこと、深くお詫び申し上げます。私の俳優としての未来に期待してくださっていた関係者の皆様、ファンの皆様を裏切る結果となってしまったこと、心から反省しております。この度は、本当に申し訳ございませんでした(深々と頭を下げる)。
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