本作は、麻生羽呂原作の同名漫画を原作に、生きる意味を見失っていたアリスとウサギが仲間とともに、元の世界に戻ることを希望として、多種多様な“げぇむ”で国民と呼ばれる敵と死闘を繰り広げるサバイバルアクションシリーズ。これまでシーズン1, 2が制作され、世界中でTOP10入りを果たすなど日本実写作品として国内外多くのファンに愛されてきた。
シーズン3は、シーズン2のラストに映し出された「JOKERカード」が導く、未知なる“げぇむ”が始まる。俳優の山崎賢人(※崎=たつさき)・土屋太鳳が引き続きダブル主演、佐藤信介が監督を務める。
解禁された映像では、シーズン2のラスト、すべての“げぇむ”をクリアし、今際の国の永住権を獲得して「国民となる」か「国民とならないか」、究極の2択を選択するシーンから描かれる。
シーズン2でアリスとウサギの前に立ちはだかった最大の敵「国民」ミラ(仲里依紗)との“げぇむ”に勝利し、傷だらけの状態でお互いを見つめ合うアリスとウサギ。命懸けの“げぇむ”に挑む中で心からの信頼関係を築き、なくてはならない大切な存在となっていった2人にとって、今際の国の永住権を放棄することは必然であり、当然の選択だった。
シーズン3では、そんな2人が現世へと戻り、結婚して幸せな生活を送っていることがすでに明らかとなっている。しかし映像内では、アリスには命懸けの“げぇむ”に挑んでいたことや、「今際の国」そのものの記憶がない。実はアリスたちは、渋谷で起きた隕石落下事故により心肺停止で生死の境を彷徨っていた間、「今際の国」で“げぇむ”に挑み、クリアできなかった者は死者の世界へ、そして全ての“げぇむ”をクリアしたアリスたちは現世へ戻ってくることができたのだ。
隕石落下事故で生死を彷徨った生き残りの一人として、当時の状況を振り返るアリスの側には、シーズン3で重要な鍵を握るとされる男リュウジ(賀来賢人)の姿も。リュウジは、死後の世界を研究している助教として、隕石落下事故を生き残ったアリスに今際の国の存在をほのめかすのだが…。
現世へと戻ったアリスとウサギは、なぜ再び「今際の国」に足を踏み入れ、過酷な“げぇむ”に参加することを選んだのか。そこで繰り広げられる新たな戦いの行方とは?シーズン2の最後、「今際の国」の永住権獲得を即答したヤバ(毎熊克哉)とバンダ(磯村勇斗)の怪しげな微笑みも気になるばかりだ。