イベントでは、「日傘の利用実態と可能性」について東京都がプレゼンしたほか、日傘の最新トレンドも紹介された。
締めのコメントで小池都知事は「『私の推し傘セレクション』ということでご参加いただき、ありがとうございます。日本洋傘振興協議会の田中さん、キンタロー。さん、そして戸塚純貴さん、傘ソムリエの土屋さんにご登壇いただいております」と感謝し、登壇者を改めて紹介。そして「さっき打ち合わせの時に土屋さんが短期間に38キロ痩せたそうで。傘の話もさることながら、そっちで盛り上がった」と明かし、キンタロー。も「そう!宣材写真と別人なんですよ。違う人が来たのかと思った」と思わず合いの手を入れた。
日傘の検証のために日中に猛暑の中で出歩いた結果、痩せたという。小池都知事は「日傘で痩せる」と驚き、キンタロー。も「どういうことですか?日傘の検証で痩せるって」と追求。給与の大半を傘に注ぎ、200本を超えるコレクションを持つ土屋氏は「暑いので、どれぐらい涼しいのか体感しないとわからない。
大きく話が脱線した後に、小池都知事は「きょうは日傘の話なので、元に戻りましょう」と修正。「毎日無料サウナみたいな感じで。だんだん涼しくなっているこの季節、日傘は『次に備えましょう』という意味で。傘のメーカーさんにも頑張っていただいて、いろんな声を皆さんが上げていただくことによってイノベーションが起きる。暑さ対策として定着させて、暮らしの必需品ということで。利用者の9割の皆さんが『日傘は効果がある』とおっしゃってます。ぜひ使っていただく、それも使い心地のいいものを、お使いいただきたいと思います。振り返れば、江戸時代にも男性も日傘を使うのが流行ってたんです。改めて日傘男子の時代が来たということで、みんなで共有したいと思っています」と呼びかけた。