タレントのアレン様が25日、都内でエッセイ本『幸せになりたいとほざくァンタ達へ』(幻冬舎)の取材会を開いた。

 1年半で3冊の書籍を発売するなど、引っ張りだこになっているアレン様。
最近の自身の活動についての思いを問われると「正直なところ言いますと、やりたかったことがやれてるように近づいてきてるなと思います。MCの仕事もやらせていただいたりとか。自分がやりたかったポジションにどんどん近づいてきてる。この間、ゲストとしてバラエティに出た時に違和感を覚えたんざます。『もう私はちょっと違う次元だわ』と。最近、ご意見番とかの立ち位置とかもやらせていただいている。ズバッと切ったりとか、いわゆる主賓格ですよね」とにやり。続けて「主犯格じゃないわよ!『賓』と『犯』を間違ったら大事になりますから!そのポジションがやっていて気持ちいいと思いますわよね」とボケながら語っていた。

 今後の目指すポジションも。「目指す、と言うと言葉に語弊があるかもしれないんですけど、私、マツコ(・デラックス)さん大好きなの。マツコさんは仕事を一緒にしていても優しいし、貫禄もある。私、本当に『1番好きな芸能人誰?』って聞かれたら『マツコさん好き』と言ってるんですよ。
普段は、芸能人好きにならないんだけど、マツコさんは好きなの。だから、マツコさんと一緒に仕事ができるような感じがいいかなと思っていて。ニアミスが多いんですよね。『5時に夢中!』も出たりするけど、マツコさんの代打で出たり。いないからマツコさんとは会えないじゃないですか。そんな感じがある」と惜しみないマツコ愛を語った。

 「マツコさん大好き。『ああいう人になれたらいいな』みたいな仕事のなんか姿勢とか貫禄も含めていいなと思います」と話しつつ「でも基本ベースは私、誰にも憧れてないですから。私は私の道を突っ走っているだけで、別にマツコさんにすごく憧れてるとかではない。でも、好きな芸能人はマツコさん。わかるわよね、言いたいことは」と、報道陣の書き方に釘を刺して笑わせていた。

 唯一無二のビジュアルと、自分を貫く言葉で多くの人を魅了しているアレン様。
本書は、現代社会で生きる誰もが気にしている「幸福論」について、アレン様の“ありがたいお言葉”が詰まった1冊となっている。

 また、書籍について、アレン様は「前作と一緒でネットで連載のエッセイからスタートしているんです。ファンの方に読んでいただいて『人生が変わった』『生きやすくなった』と。それが好評で書籍化された」と経緯を説明。「せっかくならネット上じゃなくて、手元においてほしい」とファンのためを思っての書籍化だったが「本作るの大変なのよ!何ヶ月掛かるのよ!」とボヤキが止まらなかった。
編集部おすすめ