万博閉幕(10月13日)まで残りわずか。「さよならなんて、言いたくない。」最後に届いた、最初の物語。ミャクミャクが大人気となるなか、絵本は生みの親・山下氏による初の2025大阪・関西万博公式ライセンス商品となる。フェリシモと20年来のつながりがあり、出版が実現した。
構想3年、全編描き下ろしで、初めて明かされるミャクミャク誕生の物語。小さな細胞として誕生したミャクミャクが、ほかの生き物や自然、文明と出会うことで、世界に存在する形や色の中にある素晴らしさを見つけ、想像、変化、共生しながら未来へ脈々とつながっていく姿が描かれる。
「ミャクミャクの誕生から現在までの物語は、私たちに大切なことを教えてくれます。懸命に生き抜く姿は、やがて多くの人に愛される存在へと変わっていくのだということを。この絵本には、小さな細胞として誕生したミャクミャクが、ほかの生き物や自然、文明と出会うことで、世界に存在する形や色の中にある素晴らしさを見つけ、想像、変化、共生しながら未来へミャクミャクとつながっていく姿が描かれています」
本編の物語に加え、山下氏本人がデザインの過程を解説した図録を収録。また特別付録として、山下氏が描き下ろしたミャクミャクのポストカードが3枚付く。
予約購入は、フェリシモWEBワイトで受け付け。販売先は順次拡大予定。
■山下浩平氏のコメント
この絵本は、ずっと頭の中にあった誕生の物語を2022年の冬から2023年春にかけて、私的に描いた“ミャクミャク”の設計図の一つでした。
不完全さもありますが、ほぼ手を加えずにそのまま出すことにしました。その方が、当時の想いや熱を、少しでも感じてもらえるのではないか、と思ったからです。
この度、フェリシモさんにお声かけいただき、そして“脈々”と、ご縁がつながり、みなさまの目に触れる機会をいただけたことを、嬉しく思います。
この絵本がたくさんの方の手に届き、これからもミャクミャクが愛され続けられることを願っています。
山下 浩平
■企画担当者のコメント
大阪・関西万博の閉幕まで、いよいよあとわずかとなりました。今や多くの人に愛されるようになった現在までのミャクミャクのストーリーは、私たちに大切なことを教えてくれます。懸命に生き抜く姿は、多くの人の心を打ち、やがて深く愛される存在へと変わっていくのだということを。最初は奇妙なキャラクターだな……と思っていたのに、今は愛おしい。そんな思いを、SNSや公式動画のコメント欄でたくさん目にします。この絵本はそんな、大阪・関西万博とその象徴であるミャクミャクに思いを寄せるすべての人に、ぜひ手にとっていただきたい一冊です。
作者である山下浩平さんは、フェリシモと20年来のお付き合いのあるデザイナー・絵本作家です。
大阪・関西万博は終わります。けれど、ひとりひとりの心の中にあるミャクミャクの物語は、決して終わることはありません。どうか、あなた自身もミャクミャクを脈々と未来につなげていく担い手になっていただければ幸いです。
■『ミャクミャクと… ミャクミャク誕生ものがたり 』
著者:山下 浩平(やました こうへい)
判型:(210×210mm)
仕様: 36ページ/カラー
発行:フェリシモ出版
定価:本体価格2000円 (税込2200円)