同作品はタイのドラマが原作となっており、学園という閉鎖空間を舞台に、ある日突然クラスにやってきた謎の転校生“ナノ”(仲島)によって、閉ざされた日常が揺らいでいく学園ミステリー・スリラー。ナノは頭脳明晰で美しく、誰もが憧れる完璧な存在。しかしそのほほ笑みには感情がなく、人の弱さや本音を見抜き、唯一無二の存在感で周囲を追い詰めていく。エピソードごとに異なる学校へ転校するナノが、人々が隠してきた嘘や秘密に静かに踏み込み、“選択”を突きつけていく緊張感あふれる展開となっている。
同作品が俳優デビューとなる仲島を主演に迎え、堤幸彦監督、熊切和嘉監督、ユ・ヨンソン監督、畑中みゆき監督の4人の監督が参加し、全6話をオムニバス形式で描く。
ユ監督から「静かなカリスマ」だと表現された仲島。ユ監督は「ロングで撮影するシーンを何度か繰り返したときに、瞬きすらせずに毎回同じ芝居を見せてくれたことがありました。毎回『ナノだな』と思う姿を見せてくれました」と評価。仲島は「瞬きをしないとか、目線については撮影前から意識していたことです。タイ版のナノを見たときに、彼女の目線がすごく印象的で『私も絶対にこういう風に演じる』と決めていました」と語った。
続けてユ監督から「弓道のシーンも美しかったです」と言われ、仲島は「なんとか頑張りました。実は一度、矢が照明器具にあたってしまうハプニングもありました(笑)」とまさかのエピソードを披露した。
仲島演じるナノは、「不敵な笑み」が印象的なキャラクター。堤監督は「映画『シャイニング』に出てくる不敵な笑みに近いものがあるなと」と仲島を絶賛。ユ監督も「世の中で一番怖い顔は、笑う顔だと思うんです。夜歩いているときに、笑っている人が通り過ぎる場面って怖くないですか?その感覚になるような表情を見せてほしいと思っていたのですが、それをうまく汲み取ってくださいました」と続けた。
イベントではゲスト俳優からの質問も寄せられた。エピソード4に出演する安達祐実からは「この世のものとは思えない透き通った透明感は、一体どんな仕組みなのか聞いてみたいです。笑」という声が。仲島は「そんなことをおっしゃっていただけるなんて、本当に恐縮です。現場では緊張しすぎて全然お話ができなかったんですけど、安達さんは存在感やオーラがものすごい方。それがどんな仕組みなのか、逆にお伺いしたいです」と謙虚に語った。
イベントにはほかに、畑中監督が登壇した。

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