講談社は29日、2025年10月に刊行した小説『少弐-民に捧げた三百六十年-』(著者:帚木蓬生)を販売中止すると発表した。

 公式サイトにて「『少弐-民に捧げた三百六十年-』に関するお知らせとお詫び」とし、「弊社より2025年10月に刊行しました『少弐-民に捧げた三百六十年-』(帚木蓬生著)につきまして編集上の都合により、このたび販売を中止するとともに、書店に対して店頭在庫の早急な返品対応を依頼いたしました」と説明。


 「関係各所の皆様をはじめ、著者の帚木蓬生さんにもご迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます」と謝罪し、「ご不明点等はすべて弊社にて対応しておりますので、関係各所へのお問い合わせはご遠慮いただき、取材のお申し込みは弊社窓口までご連絡をお願い申し上げます」と呼びかけた。

 同作は、鎌倉時代初期から戦国時代まで15代360年にわたって、北部九州に君臨した名家はなぜ歴史に埋もれてしまったのか。地方豪族の盛衰を丹念に描く、書き下ろし大河歴史小説となっている。
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