河出書房新社は6月15日、柚木麻子氏の著書『BUTTER』を河出文庫から発売する。電子書籍、オーディオブックも同日より刊行となる。


 同作については、作者・柚木麻子氏が今年4月22日、自身のインスタグラムにて、版権を新潮社から河出書房新社へ移すことを発表。柚木氏は投稿で「差別や排除に対しどう立ち向かうべきか」などとコメントしていた。

 投稿で、「この度、拙著『BUTTER』の版権を、新潮社様から河出書房新社様へ移す決断をいたしました」と報告。「ここに至るまで、双方の会社と協議を重ね、円満な合意の上での移動となっております。新潮社様には長年にわたりお世話になり、作家として育てていただいたことに感謝しております。これまで支えてくださった各部署の皆様にも、心より御礼申し上げます」とつづった。

 特別収録として、第7回野間出版文化賞受賞スピーチ「帝国ホテルですてきな立食パーティーを」、イギリスツアー日記「どんな場所にも小説とカラオケはある」(初出:「文藝」2025年春季号)、鴻巣友季子氏の解説が収録される。

 河出文庫『BUTTER』のブックデザインは、UK版(Fourth Estate刊)の表紙デザインをもとに、名久井直子氏が新たに構成。刊行を記念して、同じくUK版をもとに名久井氏がデザインした同作のステッカーが、期間限定で封入される。
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