日本サッカー協会は21日、6月6日の国際親善試合南アフリカ女子代表戦(ヤンマーハナサカスタジアム)に臨む「なでしこジャパン」のメンバー23人を発表した。女子アジア杯優勝へ導いたニルス・ニールセン監督が先月2日に電撃退任。
欧州、米国でプレーする常連組が多く選出される中、オランダ・フェイエノールトのDF竹重杏歌理(23)、ノジマ相模原のMF伊東珠梨(23)が初招集された。狩野監督は両選手の特徴について「(竹重は)高身長で、なおかつフィットネスレベルが高い。左右差なくロングフィードフィーが蹴れる。対人の強さもあり、ディフェンスの能力が高い。(伊東は)しっかりとした守備からの躍動感あるプレーが持ち味。育成年代ではセンターバックでプレーした経験も多くあり、そこからのロングフィードも魅力」と説明。ディフェンス能力の高さ、パス精度の高さを共通して挙げ、フィジカルの強いアフリカ勢との対戦での「チャレンジ」を期待した。
9月には名古屋でのアジア競技大会を控えており、ここでは国内組が多く選出される予定。W杯まで残り約1年と限られる中、狩野監督は6月と9月の代表活動を一つの活動と捉えていることを明かし、選手の見極め、戦術の浸透を両活動で行う。
18日の監督就任会見では、元日本代表DF内田篤人氏、元なでしこ代表DF近賀ゆかりさん、佐野智之氏の新コーチ就任を発表。2度のW杯を経験した男子のA代表経験者、11年の女子W杯優勝メンバーを新たにコーチ陣に加えた。“新生”なでしこジャパンのテーマは「躍動感のあるフットボール」と「走ること」。狩野監督の地元である大阪で白星発進し、新体制の勢いをつける。
【GK】
山下杏也加(マンチェスターC)、平尾知佳(グラナダ)、大熊茜(INAC神戸)
【DF】
熊谷紗希(ロンドン・シティー)、清水梨紗(リバプール)、守屋都弥(ロイヤルズ)、北川ひかる(エバートン)、遠藤優(ウェストハム)、南萌華(ブライトン)、竹重杏歌理(フェイエノールト)、古賀塔子(トットナム)
【MF】
籾木結花(エバートン)、清家貴子(ブライトン)、長谷川唯(マンチェスターC)、林穂之香(エバートン)、長野風花(リバプール)、宮沢ひなた(マンチェスターU)、伊東珠梨(ノジマ相模原)、藤野あおば(マンチェスターC)、浜野まいか(トットナム)、谷川萌々子(バイエルン)
【FW】
田中美南(ロイヤルズ)、松窪真心(ノースカロライナカレッジ)

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