漫画『ホタルノヒカリ』(作者:ひうらさとる)が、海外でドラマ化企画が進行中であることが発表された。ハリウッドの制作会社・Unapologetic Projectsが、ドラマ化開発権を獲得し、作品の宣言担当は「ドラマ化に向けて、本格的な動きが進行中」と説明した。


 『ホタルノヒカリ』は、恋愛よりも快適で気楽な生活を好む「干物女」の主人公・雨宮蛍が、人生におけるさまざまな選択肢と向き合いながら、恋愛、結婚、人間関係の複雑さを描いた物語。

 昼は赤のヒールとブレザーに身を包み、有能なエグゼクティブ・アシスタントとして働く蛍だが。しかし夜になると、上司から借りている部屋で、汚れたスウェット姿のままテイクアウトを食べ、リアリティ番組を一気見する生活を送っていた。仕事と私生活を巧みに切り分けていたが、ある日突然、上司が部屋に戻ってきたことで、キャリア、恋愛、そして“大人としてどう生きるか”を見つめ直すことになるストーリー。

 漫画誌『Kiss』にて2004年~2009年にかけて連載され、コミックスは累計500万部を突破。2007年に綾瀬はるか主演でドラマ化され、2010年には続編が放送、そして2012年には劇場版が公開されるなど人気作品となっている。

 今回の海外ドラマ化は、Unapologetic Projects、ドラマ『闇金ウシジマくん』などをプロデュースした本企画共同開発者の木村元子氏、そしてKate Kugler氏が『ホタルノヒカリ』のアメリカ版adaptationを共同プロデュースする。

 制作会社のUnapologetic Projectsは、2024年サンダンス映画祭コンペティション部門でプレミア上映され、高い評価を受けた『Didi』を Focus Features を通じて劇場公開。同作は、米国ドラマ部門観客賞および審査員特別賞(アンサンブルキャスト賞)を受賞。さらに2025年には『Last Days』『All That We Love』、2026年には『Mad Bills To Pay』『Maddie’s Secret』『Stop! That! Train!』などを手がけている。

 同社は、スター性や知名度よりも、多様性と文化的真正性を重視することで、従来の映画資金調達モデルを変革しようという目的があり、テレビ開発ファンドを通じて、クリエイターたちが自身の経験を映像作品として世に送り出すための新たな道を提供している。

■原作者・ひうらさとる氏コメント
「まさかの――『ホタルノヒカリ』が、世界進出への第一歩を踏み出しました! お話をいただいた時は、『冗談やろ……?』と思っていたのですが、どうやら本当みたいです……海外へ向かう飛行機の中で観て、大変感銘を受けた映画『Didi』を手がけた UNAPOLOGETIC PROJECTS の皆さん。
そして、漫画原作のメディア化において抜群の信頼を寄せている木村さんにお任せできることを、とても嬉しく思っています。一人のドラマ好きとしても、どんな“干物女”が誕生するのか、今からとても楽しみにしています!」

■Unapologetic Projects テレビ部門責任者・ Paige Hooper氏コメント
「この新しいシリーズを始動できることを大変嬉しく思っています。これは、私たちが長期的な開発戦略を構築する中で進めている複数プロジェクトの第一弾です。私たちは非常に強力なパイプラインを築けていると感じており、新しい作品を観客の皆さんに届けられることを楽しみにしています。」

■本企画共同開発者・木村元子氏コメント
「ひうらさとるさんの作品には、いつも世界共通の普遍的なテーマがあると感じていました。日本で長く愛されてきたこの作品を、ハリウッドの素晴らしいショーランナーやクリエイターたちと共に、世界の観客へ届けられる日をとても楽しみにしています。そして、“干物女”=“Dried Fish Woman” は、きっと万国共通に存在するのだと思います!」
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