元プロサッカー選手の北澤豪と狂言師の和泉元彌が1日、都内で行われた『ドナルド・マクドナルド・ハウス』ブランドリニューアル発表会に出席した。

 病気と闘う子どもと、その家族を支えるための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」。
国内第1号となる「せたがやハウス」の開設から25周年を迎えた今年、ブランド名を世界共通の「ロナルド・マクドナルド・ハウス」へ変更し、ロゴも刷新された。

 アンバサダーを務める北澤は、チャリティフットサル大会のプロデュースをはじめ、サッカーを通じた支援や募金活動を続けてきた。全国のハウスにも自ら足を運び、滞在する子どもや家族、ボランティアとの交流を重ねている。また、東京マラソンには2014年から継続して出場。走ることを通じてハウスの活動を発信し、支援の輪を広げてきた。

 一方、和泉は知人の紹介をきっかけに活動を知り、自らチャリティラン&ウォークに参加。2021年からアンバサダーを務め、自身の舞台にハウスを利用する家族やボランティア、医療従事者を招待するなど、積極的に支援活動に取り組んでいる。

 長年アンバサダーとして活動してきた2人は、ハウスを取り巻く認知の広がりにも変化を感じているという。

 北澤は「今年で25年を迎えることで、ハウスを利用したことがある家族と話す機会が増えてきた」と話し、ボランティアの支えもあり、利用した家族が滞在時の経験を周囲に話す機会が増えてきたことを紹介した。

 和泉も、毎年10月に行われるチャリティ活動「青いマックの日」について「生活の中に浸透してきている。話題に挙げた時に、通じ合える」と語り、支援活動の認知が着実に広がっていることを実感している様子だった。

 日本初の「せたがやハウス」が誕生してから今年で25周年。
現在は全国12ヶ所にハウスがあり、25年間で延べ10万家族を支えてきた。

 公益財団法人ロナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパンの岩中督理事長は、今回のブランドリニューアルについて「世界との連携も強化して、より支援活動の充実を図るために、新たなブランド名へ変更し、世界共通の『ロナルド・マクドナルド・ハウス』として次の時代へ進んでいく」と力を込めた。

 新たに掲げるメッセージは「“Family Stays” ~大切なのは家族がいっしょにいること~」。家族がよりハウスを利用しやすい環境づくりを進め、その一環として今年4月から全国のハウスの利用料を無償化。ハウスを必要とする家族の経済的な負担軽減につなげている。

 さらに将来的には、すべてのハウスで平日に毎日1食、栄養バランスのとれた食事を提供することを目指す。睡眠、食事、心の健康にも焦点を当てながら、次の25年に向けて家族を支える取り組みを充実させていく。

 発表会では、新たなロゴにちなんだ「#おやゆびこゆびチャレンジ」も披露された。赤い家の中央にハートが描かれた新ロゴを指で表現するもので、親指と小指をくっつけ、“親”と“子”を近づけるという思いが込められている。

 北澤と和泉も挑戦。指を動かすのに少しコツが必要なことから「少し、グーパーして柔軟した方がいいですよ」とアドバイスする場面も。すっかりコツをつかんだ和泉は壇上で自らスマートフォンを取り出すと、北澤、岩中理事長とともに「おやゆびこゆび」のポーズで3ショットを撮影し、笑顔で発表会を締めくくった。
編集部おすすめ