鳥人間コンテスト大会実行委員会は、同大会公式サイトを27日までに更新し、『鳥人間コンテスト2026』(読売テレビ、9月2日放送)の大会でのフライトで危険行為があったとし、「東北大学 Windnauts」への処分を公表した。

 「東北大学 Windnauts」は、人力プロペラ機部門に出場。同部門は、プラットフォームから沖島側ポイントを目指す南ルートと、プラットフォームから竹生島側ポイントの北ルートを目指すというもので、両ルートを往復した場合の記録は42.195キロとなる「空のマラソンコース」と呼ばれる。

 大会は、今年7月25日~26日に滋賀県彦根市松原湖岸で開催され、「東北大学 Windnauts」は1日目に出場。離陸直後から左へと曲がり、飛行禁止区域に進入してしまい失格となった。

 大会実行委員会は「プラットフォームから離陸後左旋回して飛行禁止区域への接近行為を行ったばかりか、飛行禁止区域に進入しました。パイロットに義務付けられた危険回避行動の遅れから、着水した地点は陸地が目前に迫る水域でした」と説明した。

 その上で「すでにこのチームに対しては、大会規約13項e2『安全に対する義務や配慮を怠った』として大会規約14項bの罰則『本大会の失格処分』を科しています」とし、「それに加えて今回改めて大会規約cの罰則『次回大会への出場停止処分』を科します。ただし執行猶予期間を設け、今後当分の間においてさらに同様の危険行為があった場合に『出場停止処分』とします。なお『今後当分の間』とは大会実行委員会が期間の終了を認めるまでとします」と明記した。

 「東北大学 Windnauts」は公式Xで「先日鳥人間コンテスト実行委員会より弊部に対する処分が下されました。改めて弊部の事故により、大会運営に多大なるご迷惑と応援していただいている皆様にご心配をお掛けしましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「弊部は今回の執行猶予付きの出場停止という処分を厳粛に受け止め、事故の原因とこれまでの機体製作・運営体制における課題を真摯に見直し、再発防止に向けた取り組みを進めております」と伝えた。

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