
数多くの有名な選手たちが所属してきたマンチェスター・シティ。今回は『Planet Football』から「ヨーロッパとは別の場所で現役を続けているマンチェスター・シティのOB選手」をご紹介する。
フェルナンジーニョ
マンチェスター・シティ所属:2013~2022年
現所属:アトレチコ・パラナエンセ
年齢:38歳
マンチェスター・シティで長く中心的な選手となったブラジル代表MF。守備的なボランチとして貴重な役割をこなし、ジョゼップ・グアルディオラ監督からも絶対的な信頼を受けた。
ロドリが加入するまでは欠かせない戦力としてアンカーを務め、怪我人が続出したときにはセンターバックにも配置されるなど、厳しいときこそ貢献できる職人であった。
2022年にマンチェスター・シティを退団してからは古巣でもあるアトレチコ・パラナエンセへと復帰。38歳になった現在も主力として活躍している。
フェルナンド

マンチェスター・シティ所属:2014~2017年
現所属:ヴィラ・ノヴァ
年齢:36歳
ジョゼップ・グアルディオラ監督が率い始めた時代のマンチェスター・シティを見ていた方なら忘れられない選手の1人であろう。名前が似たフェルナンジーニョとともに中盤を組み、運動量豊富にプレーした。
2017年にはトルコの名門ガラタサライへと移籍し、さらにその2年後にはラ・リーガのセビージャへ。そこではUEFAヨーロッパリーグの優勝を経験するなど主力として活躍したが、2023年12月に個人的な理由で契約が解除された。
そして今年1月、自身がデビューしたクラブであるヴィラ・ノヴァに復帰。すでにゴイアス州選手権でレギュラーとしてプレーしている。
セコ・フォファナ

マンチェスター・シティ所属:2013~2016年
現所属:アル・イティファク
年齢:28歳
ロリアンからマンチェスター・シティの下部組織に加入し、2014年からトップチームに昇格したセコ・フォファナ。非常に期待されたセントラルミッドフィルダーで、ローン先のフラムで活躍した。
2016年にウディネーゼへと完全移籍し、イタリア・セリエAで継続的に活躍。さらにその後RCランスへと加入してチャンピオンズリーグ出場権を獲得するチームの中核として大ブレイクした。
それによって評価を高め、昨年夏には2500万ユーロでクリスティアーノ・ロナウドが所属しているサウジアラビアのアル・ナスルへと引き抜かれた。1月にアル・イティファクへとローン移籍している。
カリム・レキク

マンチェスター・シティ所属:2011~2015年
現所属:アル・ジャジーラ
年齢:29歳
2011年にフェイエノールトのアカデミーからマンチェスター・シティに加入してきたオランダ人センターバック。高い身体能力と攻撃力を備えたヤングスターだと評価されていたことは記憶に新しい。
ポーツマス、ブラックバーン、そしてPSVアイントホーフェンへのローン移籍を経験したあと、マルセイユ、ヘルタ・ベルリン、セビージャでプレー。不安定さがネックでブレイクしきれなかったが、欧州のクラブで一定の活躍は見せた。
そして昨年夏にはUAEプロリーグの名門であるアル・ジャジーラへと移籍。チームの中心的なディフェンダーの一人となっている。
ブルーノ・スクリーニ

マンチェスター・シティ所属:2014~2017
現所属:ラシン・クラブ
年齢:30歳
ラシン・クラブで若くして活躍を見せ、2014年にマンチェスター・シティへとやってきたMF。すぐさまコミュニティ・シールドのアーセナル戦でデビューを果たして話題になった。
その後はバレンシア、コルドバ、ラージョ・バジェカーノ、エラス・ヴェローナへのローンを経験して完全移籍。2018年には母国アルゼンチンの名門リーベル・プレートへと加入して活躍した。
そして今年1月には30歳になったことをきっかけに古巣であるラシン・クラブへと復帰。