FIFAランキングで5位につけるなでしこジャパン。
強豪ドイツ戦には1-2で敗れたが、谷川萌々子が圧巻のゴールを決めた。
ペナルティエリア内でボールを受けると、鮮やかな身のこなしで相手を翻弄して豪快なシュートを叩き込んだ。
21歳の谷川は日本人離れしたスケールを持つ大器。2024年パリ五輪ブラジル戦でのスーパーゴールで一躍世界に名を知らしめると、2025年2月のコロンビア戦でも左足から豪快なロングシュートを突き刺した。
MFながらスウェーデン1部リーグで得点王になると、ローンバックしたドイツの強豪バイエルンでも活躍を続けている。
谷川はなでしこで0トップのようなポジションで起用されたが、バイエルンも彼女の起用法にジレンマを抱えているようだ。
バイエルン専門サイト『Miasanrot』は、谷川があまりに多才なため、バイエルンは頭を悩ませているとしている。
「バイエルンの谷川は、『小さなジレンマ』に直面している。複数のポジションで、あまりにも優秀すぎるのだ。
以前、バイエルンのホセ・バルカラ監督は、谷川がどこに最も適しているのかと問われた際、『彼女はピッチに立っている時が一番輝く』と言葉を濁した。
しかし、避けられない事実がある。谷川は『呪い』にかかっている、並外れて才能があるという呪いに。
この21歳の選手を10番で起用するのが最適だという意見は、決して的外れではない。
だが、バイエルンにおいて、彼女は「10番」「8番」「6番」という3つのポジションすべてにおいて最高の選手なのだ。より公平に言えば、3つの役割において最も完成度の高い選手といえる。
最近のバイエルンは連係プレーで落ち着きを取り戻しつつあるが、谷川が大きな責任を担っていることも要因のひとつ。
プレッシャーを受けてもボールを失わず、攻撃では脅威となり、守備においても堅実なのだ。
確かに、谷川は10番のポジションでより真価を発揮する。しかし、現時点のバイエルンにとっては、6番や8番が最良の選択肢であることは間違いない。
だからこそ、指揮官は今後もこうした問いと向き合い続けることになるだろう」
谷川は中盤中央ならどこでもハイレベルなプレーができるため、バイエルンにとっては嬉しい悩みになっているようだ。
筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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