先日のFIFAワールドカップ予選プレーオフで勝利を収め、本大会への出場を決めたスウェーデン代表。この結果グループステージで日本代表と対戦することが確定した。
予選ではかなり苦戦を余儀なくされていたものの、ヨーロッパでは長く強豪チームの一つとして君臨してきた国であり、数々のスター選手を輩出してきた歴史も持つ。
今回はそのスウェーデン代表の中から、現在最も市場価値が高い5名の選手をピックアップする。
5位:デヤン・クルセフスキ
所属:トッテナム・ホットスパー
市場価値:3500万ユーロ(およそ65億円)
スウェーデン代表の攻撃に創造性をもたらす存在が、デヤン・クルセフスキである。そのプレーの影響力は、残している数字以上に大きいものである。
186cmの大柄な体格を持ちながらも、卓越した左足と高い戦術理解度を武器にしており、攻撃の組み立てにおいて重要な役割を果たす。プレミアリーグに適応できるフィジカル面の強さもあり、当たり負けしない点も評価されている。
イサクやギョケレシュがフィニッシュを担う中で、彼の存在は攻撃全体を機能させるために不可欠。現在は怪我のために長期離脱しているが、5月には復帰が可能だとされる。ワールドカップに向けて万全なコンディションで戻れるかどうかが重要なポイントだ。
3位タイ:アンソニー・エランガ
所属:ニューカッスル・ユナイテッド
市場価値:4000万ユーロ(およそ75億円)
スウェーデン代表のサイドアタックを支える存在が、かつてマンチェスター・ユナイテッドでプレーしたことでも知られるアンソニー・エランガだ。彼の爆発的なスピードと攻撃性能の高さは有名である。
ボールを持った瞬間に一気に加速し、相手DFを置き去りにするプレーが武器で、プレミアリーグでもディフェンダーたちにとっての大きな脅威となっている。近年はカットインからのシュートやラストパスといった選択肢も増え、より多彩な攻撃を見せるようになった。
スウェーデン代表では、イサクやギョケレシュといったストライカーへチャンスを与えていく存在であるほか、様々なポジションで起用できる便利な存在としても重宝される。
3位:ルーカス・ベリヴァル
所属クラブ:トッテナム・ホットスパー
市場価値:4000万ユーロ(およそ75億円)
スウェーデン代表の未来を担う逸材として最も注目されているプレーメーカー。それがトッテナムでプレーしているルーカス・ベリヴァルだ。まだ20歳という若さながら市場価値は4000万ユーロに達しており、そのポテンシャルの高さがうかがえる。
186cmの体格を持ちながらも、卓越したテクニックと試合を読む力を備えており、チームの攻撃をスムーズに展開させる役割を担うことができる。また、単なるゲームメイカーにとどまらず、自ら前線に飛び出してゴールに絡む動きも見せるなど、攻撃参加の意識も高い。
まだ経験値という点では発展途上だが、それを補って余りあるセンスと将来性を持っている。スウェーデン代表においてはまだそれほど起用されていないが、ローテーションメンバーとして起用されており、今後の成長が期待されている。
2位:ヴィクトル・ギョケレシュ
所属クラブ:アーセナル
市場価値:6500万ユーロ(およそ122億円)
スウェーデン代表で2番目に高い市場価値を記録しているのは、ヴィクトル・ギョケレシュだ。6500万ユーロという評価は、ここ数年の彼の急成長を象徴しているものだ。
スポルティングCPでの得点量産により、世界最高クラスのストライカーとして評価を高めた。そのフィジカルの強さと推進力を武器にポルトガルリーグを席巻し、今季イングランド・プレミアリーグへと移籍した。
今季の序盤は批判されることも多かったが、徐々にチームとリーグにフィットしており、後半戦ではゴールを重ねた。スウェーデン代表においてもアレクサンデル・イサクと並ぶ“二枚看板”の一角となっている。
1位:アレクサンデル・イサク
(C)Getty Images
所属クラブ:リヴァプール
市場価値:1億ユーロ(およそ186億円)
スウェーデン代表の頂点に立つのは、やはりアレクサンデル・イサクである。この夏にリヴァプールの歴史上最高額となる移籍金で取引されたストライカーは、チームの中で最も高額な選手となっている。
かつては「NEXTイブラヒモヴィッチ」と呼ばれた点取り屋であり、190cm以上の長身を備えながらもあらゆる形でゴールを奪うことができる器用さがある。ドリブル、シュート、ヘディングの三拍子を兼ね備え、重要な試合での勝負強さも持つ。
スウェーデン代表においては攻撃の中心であるが、今季はリヴァプール移籍の際のゴタゴタによる影響、コンディションの低下、そして大怪我によって不本意なシーズンとなっている。4月になってようやく復帰に成功したが、ワールドカップまでにパフォーマンスを上げられるかどうかが心配されている。
2026年W杯の出場48カ国で「PK最強の3チーム、最弱の3チーム」
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。
筆者:石井彰(編集部)

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