アジア最強クラブを決めるトーナメントであるAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)が佳境を迎えている。
横浜F・マリノスは、26日の準決勝でクリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスルに1-4で敗れて敗退が決まった。
一方、川崎フロンターレは27日に行われたアル・サッドとの準決勝に3-2で競り勝ち、アル・ナスルとの準決勝に勝ち進んだ。
今大会の準々決勝以降は、サウジアラビアで集中開催されているが、川崎がこんなメッセージをSNSに投稿していた。
ご好意で使用しなかった食材を譲っていただきました。
西シェフ、そして横浜F・マリノスさん、ありがとうございます!!
【広報】 #frontale #アジア青覇 #ACLElite https://t.co/nicCGzGRd3
川崎フロンターレ (@frontale_staff) April 28, 2025
「ご好意で使用しなかった食材を譲っていただきました。西シェフ、そして横浜F・マリノスさん、ありがとうございます!!」
西芳照シェフは、日本代表やなでしこジャパン、ラグビー日本代表の食事を支えてきた人物。
今大会では横浜FMに帯同して、「食事メニューの管理から日本食の調理まで選手たちのサポート」をしていた。
その西シェフは大会敗退後に「応援ありがとうございました。帰国しました。使わなかった食材は川崎さんへ。食材のバトン」と投稿。西シェフと横浜FMは現地で使わなかった食材を川崎に提供していたのだ。
チームの垣根を超えた心温まるサポートに対しては、「西シェフ本当に素敵です」「マリノスの分まで優勝してください!」「ライバルチームでもこうやってサポートをし合えるのは素晴らしいと思います!お米が神奈川県産米というのも地元リスペクトで併せて素晴らしいですね!」との反応が寄せられていた。