これまで春秋制で行われてきたJリーグ。欧州主要リーグに合わせて、2026-27シーズンからは秋春制に移行する。
そうしたなか、韓国の『Sports Hankook』は、「秋春制の弊害…Jリーグ、韓国選手の進出がより難しくなる」と危惧していた。
「日本のJリーグは、今年8月から秋春制を導入する。
この変更は、韓国と日本の選手移籍に大きな変化をもたらすと予想されている。
現在、Jリーグには韓国を代表する選手が多数在籍している。ヨーロッパや他の海外リーグに比べて地理的に近く、比較的適応しやすいことから、多くの韓国人選手がJリーグに挑戦してきた。
しかし、Jリーグは秋春制に移行し、Kリーグは春秋制を維持するため、両リーグ間の選手移籍はより難しくなると予想される。
世界の大多数のリーグでは、シーズン終了後に約2~3ヶ月の移籍期間が設けられ、シーズン中にも約1ヶ月の比較的短い移籍期間を設け、戦力補強が行われている。
(今後は)Kリーグは冬に、Jリーグは夏に主な移籍期間が開かれるため、時期が合わなくなる。
従来は、両リーグともシーズン終了後に落ち着いて移籍交渉を進め、来シーズンに向けた準備を進めることができた。
しかし、今後は片方のリーグがシーズンを終える頃にもう一方のリーグが真っ只中になるため、状況が大きく変わる。
KリーグとJリーグの移籍市場に精通する関係者たちはこう語っている」
「『以前は韓国人選手が積極的に日本へ移籍していたが、今は比較的難しくなっている。
Kリーグでプレーしている選手がJリーグへの移籍を希望する場合、シーズン真っ只中となる夏の移籍期間を狙う必要がある。
しかし、そのレベルの選手は、ほとんどのチームにとって主力であるため、シーズン真っ只中の時期に手放す可能性は低い。
冬は日本がシーズン真っ只中であるため、チームは即戦力となる選手を探す傾向にある。そのため、このシナリオも簡単ではない。
以前は、Kリーグの選手が将来を見据えてヨーロッパへ移籍する場合、より広い視野でシーズン中の夏にクラブが選手を手放すことも珍しくなかった。
しかし、日本サッカー、そしてJリーグのレベルがどれほど向上したとしても、シーズン中に主力選手をヨーロッパではなく日本へ送り出すことをためらわないKリーグのクラブは多くないだろう』
『これはJリーグのチームにとっても朗報ではない。有望な若手選手でない限り、Kリーグのチームが活躍している主力選手をシーズン中に日本へ送り出す可能性は極めて低く、韓国市場への参入は以前よりも難しくなっている。実際、契約解除条項の行使以外に方法を見つけるのは容易ではない』」
長年、韓国選手にとってJリーグが定番の移籍先となってきたが、それが変わる可能性があるようだ。
韓国のKリーグは春秋制で行われている。秋春制へ移行すべきという意見もあるものの、「選手にとっても、ファンにとっても、極めて厳しい韓国の冬の寒さや、市民クラブへの予算配分時期など解決すべき課題が存在する」とのこと。
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韓国Kリーグの市民クラブは、運営費の60~80%程度を地元自治体からの補助金に依存している。秋春制に移行した場合、自治体の決算期と移籍市場の時期にずれが生じる問題がある。
筆者:井上大輔(編集部)

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