◆米大リーグ アストロズドジャース(5日、米テキサス州ヒューストン=ダイキンパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が5日(日本時間6日)、敵地・アストロズ戦に先発し、2回に先頭のウォーカーに左翼ソロを浴び、先制点を献上した。内角高めの97・7マイル(約157・2キロ)の直球を完璧に捉えられると、球場名物の蒸気機関車の線路まで到達する395フィート(約120メートル)の特大アーチとなった。

大谷はこれが今季初被弾となった。

 この日は打順からは外れており、今季3度目の投手専念で3勝目を狙う一戦。初回は上々の滑り出しを見せた。先頭アルテューベを99・5マイル(約160キロ)直球で空振り三振に仕留めると、2三振を含む3者凡退で好スタートを切っていた。

 大谷は前日は「1番・指名打者」でフル出場。5打席で2四球を選んだが3打数無安打に終わり、自己ワーストとなる先発5試合、24打席連続安打なしに。ロバーツ監督は試合前には二刀流起用の方針だったが、試合の結果を受けて「あしたは投手に専念させる。体を休めて、投球に集中させるため。試合中に様子を見ながら決めた。そうするのが最善だと感じた」と方針転換していた。

 大谷は今季は4月15日(同16日)の本拠地・メッツ戦で打順から外れ、今回で同28日(同29日)の本拠地・マーリンズ戦に続いて2登板連続、3度目の投手専念となる。打順では最大のスランプに陥っているが、投手は絶好調。

3、4月度の月間MVPを自身初の投手部門で受賞した。3年ぶりに開幕ローテに入った今季は、5登板で2勝1敗、防御率0・60と圧巻の成績を残し、開幕から5試合連続で「6回以上」「被安打5以下」「自責1以下」「被本塁打0」をクリアした史上初の投手になった。

 この日の試合前、取材に応じたロバーツ監督は「彼の最優先は常にドジャースが勝つこと。登板しない日に打撃を休むことで得られる休養が、短期的にも長期的にも彼自身とチームにとって最善だと理解している。休養日を提案しても全く抵抗はなかった。それはいいこと」と話した。

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