◆米大リーグ レイズ4―3ブルージェイズ(5日、米フロリダ州タンパ=トロピカーナフィールド)

 ブルージェイズ・岡本和真内野手(29)が5日(日本時間6日)、敵地・レイズ戦に「3番・三塁」で先発出場。2試合ぶりの10号先制ソロを含む4打数2安打1打点、守備でも好守を見せるなど躍動したが、チームは逆転負けで3連敗を喫した。

 節目の一発が生まれたのは初回2死。ゲレロの休養日でメジャー初の3番スタメンとなった岡本は1ボール1ストライクからの3球目、右腕ラスムセンの外角96・3マイル(約155キロ)直球を逆らわずにはじき返した。打球速度107・9マイル(約173・6キロ)、角度23度、飛距離409フィート(約124・7メートル)で右中間席へ。デビューから35試合目で2ケタ本塁打の大台に乗せた。球団ではビシェット(現メッツ)以来、球団2人目のスピード記録。1年目の日本人選手の2ケタ本塁打は今季の村上宗隆(ホワイトソックス)に次いで11人目の快挙となった。

 5回1死一塁の守備では、あらかじめ遊撃の定位置付近に位置を変えていた岡本。レイズの3番アランダの放った打球速度101・6マイル(約163・5キロ)のライナーを地面すれすれで倒れ込みながらキャッチ。そのまま回転して一塁に送球し、飛び出していた一塁走者は戻りきれず併殺となった。現地実況は「何てプレーなんだ!」と大興奮。エース右腕ガウスマンも何度もグラブをたたいて岡本をたたえた。

 前日4日(同5日)の同戦では、かつてNPBの日本ハム、ソフトバンクでもプレーしたN・マルティネス投手(35)から初回に四球、3回には中前打をマークしたが、4打数1安打1四球。

9回2死一、三塁では右飛に倒れて最後の打者になり、日本人選手では4人目となる4試合連発を逃した。それでも、仕切り直しの一戦でアーチをかけ、5月は5戦5発と好調をキープ。本塁打数はリーグ5位タイに浮上し、年間45発ペースと順調に本数を重ねている。日本人ルーキーの最多本塁打は18年の大谷翔平エンゼルス)の22本だが、岡本は日本人右打者最多の32本(25年・鈴木誠也)も上回る勢いだ。

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