◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 報知新聞社後援 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(6日、茨城GC西C=6718ヤード、パー72)

 前年覇者で、ツアー史上7人目の永久シード(通算30勝以上)に王手をかけている韓国の申ジエ(スリーボンド)は、今大会での偉業達成に意欲を見せた。プロアマ戦終了後、取材に応じ、節目の30勝について「いつも意識しています。

早く勝ちたい。今週、達成できればいいですね」と前向きに話した。

 今年は2023年以来、3年ぶりの西コース(C)開催。160ヤードだった15番パー3は62ヤードも短くなり、ツアー史上最短の98ヤードに設定された。ティーエリアとグリーンの間には大きな池が広がる。グリーン前は傾斜になっており、芝は短く刈り込まれている。アマチュアのように直接に池ポチャはあり得ないが、ピン位置が手前に設定された場合、バックスピンで池に落ちる危険性がある。

 「距離は短いですが、ピン位置は難しいところになると思います。決して易しくはありません」と申は警戒する。

 異例の98ヤード、パー3に向けて「秘策」はある。「ティーアップしません。ティーアップするとスピンがかかってしまうので。

芝生を浮かせて、その上にボールを置きます」と話した。ティーショットに限り、芝生を手やクラブで立たせたりすることができる。申は「これは試合が終わってから、言った方が良かったかな」と笑顔を見せた。

 昨年は東Cの開催だったが、西Cで開催された2018年大会でも優勝している。東西を制しており、今大会との相性は抜群。「東西どちらもコースコンディションがいつも完璧です。このコースを回れてうれしい。頭を使うのは西コース。メジャーなので我慢することが大事になります」と表情を引き締めた。

 予選ラウンド(7、8日)は、昨年大会でプレーオフまで争った藤田さいき(JBS)、今季2勝と絶好調の髙橋彩華(サーフビバレッジ)と同組で回る。「藤田さんには『一緒になると思っていました』と言われました。また、藤田さんと回れてうれしいです」と笑顔を見せた。

 今季6戦。アクサレディス(3月)で2位。前戦のKKT杯バンテリンレディス(4月)は8位と今季も安定したプレーを見せている。「今大会の前、2週間、(試合を)休んでトレーニングして準備してきました」。ツアー屈指の実力者の申が、今大会でも優勝争いに絡む可能性は大きい。

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