ストレートが15打数で被安打2、変化球は15打数で被安打1——MLB公式が解剖した大谷翔平の"打たれない理由"

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ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、今季もマウンドで圧倒的な数字を刻み続けている。5月13日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦では7回無失点8奪三振を記録し、防御率は0.82まで向上した。

『MLB.com』が今季の投球内容を詳細に解析し、驚異的な数値群が明らかになった。打者が大谷の球を「打てない理由」が、数字で浮き彫りになっている。



最も打たれた球でも被打率はわずか.133



『MLB.com』によると、今季の大谷はフォーシーム(ストレート)を全球種のなかで最も多く使用しており、投球割合は36.1%に達する。この球に対して打者は15打数2安打(打率.133)しか打てておらず、長打率はわずか.240だ。これは過去2シーズンのMLB全先発投手のフォーシームの中で2番目の成績であり、ジャイアンツのローガン・ウェブ(.227)だけが上回っている。さらに、カーブは6打数で被安打ゼロ、スイーパーは8打数1安打と打者は全く対応できていない。変化球3種を合わせても15打数で被1安打という驚異的な成績だ。



打者・大谷を封印するほど、投手・大谷は手がつけられなくなる



ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、大谷が木曜日も打者としてスタメンを外れることを明らかにしている。同監督は『SI』に対し「打者としての負担を少し取り除いてやることが良いと考えた」と語っており、投手として全盛期に近い状態にある今、二刀流の"重心"を意図的に投球側へ傾けている。また『MLB.com』によると、2025年以降のフォーシームで大谷が許した長打はわずか3本(83打席)にとどまる。打者として休ませるほどに、マウンド上の大谷は完成形に近づいている。

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