サウジアラビア1部アル・ナスルは今月19日、創設70周年記念してクラブエンブレムを変更すると発表した。

公表された新たなエンブレムデザインは、従来のエンブレムから王冠を外し、ロゴ内の「AL NASSR」の英語表記を「NASSR」とよりシンプルなものに変更された。

また、ロゴの「FOOTBALL CLUB」の英語表記部分は、アル・ナスルが本拠地を置くリヤドを代表するクラブであることと、クラブの創設年を表すために「RIYADH 1955」という表記に変わった。

同クラブは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に世界的な選手が所属するサウジアラビア屈指の人気クラブだ。

今季のAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)では、J1の横浜F・マリノスと川崎フロンターレと対戦して、準決勝で川崎に敗れて敗退した。

同国メディア『リヤド・スポーツ』によると、アル・ナスルのエンブレム変更は2020年10月以来5年ぶりだそう。

同クラブのエンブレムは、2011年にアラビア語の表記部分が英語表記へ、そして2025年に本拠地の都市名が新たに記載されるなど変更されていき、国際的な知名度アップを狙っているようだ。

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