19日に行われたACL2のグループステージ初戦で、サンフレッチェ広島がカヤFC・イロイロに3-0で勝利した。

ACL2は、アジアサッカー連盟(AFC)が主催する大陸選手権大会の1つ。AFCは今季から従来のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)とAFCカップを再編し、最上位の大会をACLE(エリート)、その次に位置する大会をACL2とした。

カヤFC・イロイロはイロイロ州イロイロを本拠地とするフィリピンのクラブで、指揮官は日本人の星出悠監督。広島戦には斎藤彰人、堀越大蔵、山崎海秀の日本人3選手も先発した。

試合は、自力に勝る広島が90分を通して優位にすすめた。

37分にブラジル人FWドウグラス・ヴィエイラの得点で先制すると、折り返して54分には元ポルトガル代表FWゴンサロ・パシエンシアが右足でこの美ゴール!

これはうますぎる。

64分にはナイジェリア人の父親を持つDFイヨハ理ヘンリーがセットプレーから頭で決め、突き放した。

広島は先月末にJ1首位に立ったものの、9月に入ってルヴァン杯、天皇杯と立て続けに敗退。先週末には鹿島アントラーズと引き分け、J1首位からも陥落していた。

この試合の勝利で流れを取り戻し、後に「9月はいろいろあったけど」と振り返ることができるだろうか。

1位および2位のクラブがノックアウトステージに進出するグループステージ。広島の次節は来月3日、敵地で東方(香港)と対戦する予定となっている。

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