クリスティアーノ・ロナウドら世界的スターを擁するサウジアラビアのアル・ナスル。

アジア最強クラブを決めるAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)準決勝で川崎フロンターレに敗れて、涙を呑んだ。

そのアル・ナスルは、16日に行われた国内リーグのアル・ターウーン戦に1-1で引き分けた。この結果、現在4位のアル・ナスルは、来季のACLE出場を逃すことになった。

40歳になったロナウドは、アル・ナスルで2億ユーロ(323億円)もの年俸を得ているとされているが、現時点で契約は今年6月末で満了になる見込み。そのため、今夏に行われるクラブW杯に出場するブラジルのパウメイラスが獲得に乗り出したという説も浮上している。

なお、すでにサウジリーグ優勝を決めているアル・イティハドが、30日に行われるサウジ国王杯でも優勝した場合、リーグ3位になったチームがAFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)の出場権を得る。

アル・ナスルは残り2試合の結果次第では3位に浮上する可能性もあるが、『Erem News』が気になる話を伝えていた。

なんでもアル・ナスルは、ACL2の出場権を手にしても大会参加を拒否するかもしれないとか。

もしそうなった場合には、アジアサッカー連盟から罰金や将来の大会参加禁止など罰則を受ける可能性があるとも。

ただ、サウジサッカー連盟の懲戒委員会元会長は「アル・ナスルがACL2への参加を希望しない場合、その出場枠は順位でアル・ナスルに次ぐチームに与えられる。クラブが参加を拒否した場合、罰則の対象になったり、参加を強制されたりすることはない」と語っていたとのこと。

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